【結婚式レポートin山梨県】挙式から1年待って披露宴。やっとみんなに会えました!
感染対策を徹底し2回に分けて結婚式を実現!
当初は昨年5月に挙式&披露宴を予定していたふたり。感染の広がりとともに不安の声が上がり、披露宴だけ先延ばしにすることに決めた。予定通り行う挙式は、親族のみに。ゲストが土を入れた鉢植えに、実家の水を注ぐ「植樹セレモニー」で、夫婦の誓いを立てた。「素敵な人と結婚できたよ。これからも天国で見守っていてね」。挙式後のバルーンリリースでは、空へと旅立ったふたりの祖母への思いを届けた。
そして1年後に迎えた披露宴。「みんなが1年先の予定を入れて、待っていてくれたことが嬉しくて。やっと会えた!という感慨でいっぱいでした」と新婦。その思いはゲストも一緒で、再会を喜ぶ笑顔が会場中に広がった。新郎から新婦へのファーストバイトでは、新婦の口へと運ばれるはずのスプーンがなんと新郎の口へ。司会者も驚くサプライズで、ゲストを喜ばせた。次のお楽しみは、ゲストが投稿した結婚式写真の中からグランプリを選ぶフォトコンテスト。感染対策のため、着座して楽しめる工夫を凝らした。
「諦めないで、式をやってよかった!」と新婦。それは、節目の感謝を伝えるのはこの場しかなかったと思うから。「もう一度やりたいくらい」幸せに満ちた一日になった。
ワントーンのドライフラワーは、花材選びで表情豊かに
ゲストと言葉を交わし、すぐそばで過ごす時間を大切に
ナチュラルなネイキッドケーキに真っ赤ないちごをトッピング
「植樹セレモニー」に使ったのは、新居のガジュマルの木。「植物を育てるのが苦手ですが、この木だけは元気。特別な木のような気がして選びました」
テラコッタカラーのドレスにお色直し。優雅なドレープとくすんだ色合いで大人っぽく
天国の祖母に向けて、メッセージバルーンを空へ
式準備を手伝ってくれた新婦妹を、中座のエスコート役に指名。「私にはないものをたくさん持っている自慢の妹です」
「誓いのキスは照れくさいから、クロージングキスに。結局はガッツリ見られちゃいましたけどね(笑)」
感染対策を講じて、ガーデンでデザートビュッフェ。パーテーションを設け、取り分けもスタッフの手で
両家の母に大きな花束を。新郎母には名前にちなんでユリの花を、新婦母には生前祖母が好きだった紫色のバラを入れて贈った
山梨県甲府市在住
有泉 陸さん(25歳)
瞳さん(26歳)
披露宴日:2022年4月30日
会場:NeosMirabell[ネオス・ミラベル](山梨県)
出会いは大学のサークル。5年後、挙式でサインした婚姻届を提出して夫婦に。目標はずっと仲の良い夫婦!
※ゼクシィ長野・山梨版2022年9月号より転載
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