【結婚式レポートin福島県】今、挙げたからこそ見えた景色、感じた思い
パパ、ママとなり迎えた結婚5周年。森に集う大感謝祭
「今日はパパとママとぼくのかっこいい日!」そう言って、木立の中、ふたりの下へさっそうと歩くのは愛息大和くん。「人見知りなので、驚きました」とリングボーイを務めた息子に感激する基正さんと千夏さん。笑顔でメダルを掛け、森の中の結婚式は始まった。
さまざまな事情で結婚5周年目に実現した結婚式。パパとママとなり、親の偉大さや支えてくれる周囲への感謝を実感する日々に、式のテーマはおのずと「結婚5周年大感謝祭」に。美容師のふたりは仕事の合間に子育てしながらDIYに精を出し、まるでおとぎ話のような森の結婚式にピッタリのアイテムをたくさん用意し、ゲストを迎えた。木にかけたリース形リングピロー、一人一人の名前を手描きしたアクリル板の席札……etc.一方、集うゲストは揃ってデニムの衣裳をまとい、木漏れ日の下で遊ぶように、食べて笑って、ふたりとの会話を満喫。お色直しで行われた新郎による新婦のヘアカットでは、印象をガラリと変えた新婦に「かわいい!」の歓声が上がった。実は結婚当初、挙式に消極的だった彼だったが、「準備中の決断力や優しい言葉に励まされた」と彼女。5年の節目、互いへの感謝とともに家族の結束はより固くなった。
木々にとけこむウエルカムタペストリーは新婦の姉と妹のお手製
ドライフラワーをリース状に飾ったリングピロー
人前式の誓いは大きな木の前で
ドレスコードはテーマカラーとリンクするデニム
お気に入りのトラのバッグでおめかしし、リングボーイを務めた大和君に、手作りのメダルを掛ける新婦
ゲスト全員分の名前を手描きしたアクリルの席札
式後、花嫁姿を見せに訪れた孫に「キレイだね」と涙する祖母
乾杯は夏らしいラムネ。子どもたちにもブルーのパッケージのドリンクを
パーティも森の中で。テーブルには流木や多肉植物を飾って、ダイナミックな自然を表現
グリーンとぶどうでデコレーションしたミニマルなウエディングケーキ
友人のスピーチに感激し涙する新郎。男同士の熱い抱擁にもらい泣きするゲストも
新郎の見事なヘアカットパフォーマンス。完成した軽やかなヘアスタイルでゲストと撮影を満喫する新婦
親になって感謝が増した父母へ、お手製の感謝状を贈呈
福島県福島市在住
新開基正さん(30歳)
千夏さん(28歳)
挙式日:2021年8月29日
会場:空cafe
プランニング:Wedding produce *Chayuka*(チャユカ)
10年前美容学校で出会い、2年間の友人関係を経て結婚へ。5周年に3歳の息子と3人での結婚式を実施。
※ゼクシィ福島版2022年9月号より転載
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