【結婚式レポートin群馬県】家族16人で笑って泣いて宝物の一日が叶いました
癒やしに満ちた英国邸宅で温かく心に染みる一日を
春を告げるミモザが開き始める頃、赤れんが造りの館で家族水入らずの結婚式を叶えた桃さんと慶さん。ふたりとも前に出るのが苦手で挙式に消極的だったが「会場を見学したら雰囲気も人も温かくて。ここなら、と心が動きました」
清楚なチャペルでの挙式は、娘の結婚式を誰より楽しみにしてくれた父と腕を組み入場。バトンタッチでは「俺の宝物の娘。大事にしてください」の言葉も。「『これからは僕が』と身が引き締まりました」。アフターセレモニーも家族全員が気兼ねなく前に出て花を投げ、新婦のミニブーケは大好きな双子の妹に。くつろぎ心華やぐ時間を満喫した。
祝宴は祖父の絵を飾った会場で。乾杯後は自由に動き回り歓談や記念撮影を。「初対面同士も仲良く話が弾んでいて嬉しかったです」とふたり。ケーキ入刀はガーデンで、新郎祖父の生歌は大会場でと場所を変えたのも贅沢。サプライズのサンクスムービーには、懐かしい思い出や家族が増えた喜びが詰まっていてみんなが感動。謝辞では笑顔で涙を流す新郎父に全員が感情移入し優しく心が通い合うお開きに。「大好きな家族とこんなに温かく幸せな式が叶うなんて。人生で今日が一番幸せです」とふたりは笑顔を輝かせた。
サンクスムービーの感動の余韻が残る中、新郎父の謝辞で温かいお開きに
ケーキ入刀は爽やかなガーデンテラスで
ペーパーアイテムはグラフィックデザイナーの新婦が手作り。サプライズで上映したムービーも記念のギフトに。祖母が毎晩見てくれているそう
初対面でも話が弾みすっかり仲良く
新郎母のキルト刺しゅうのウエルカムボード、新婦祖母のステンドグラスアート、新婦祖父の絵画をアンティークな調度品になじませて素敵にディスプレイ
新郎姉夫婦が披露宴を行った思い出の広い会場に移動し、新郎祖父のライブや、生い立ち動画や感謝の言葉をつづったムービー上映を。家族もふたりも涙と笑顔で見入った
くすみカラーのエレガントな装花に彩られた会場。乾杯の発声は新婦父が
ブーケは双子の妹に。「おめでとう! 幸せに」と泣きじゃくりながら喜んでくれた
春らしく華やかな美食に舌鼓
父念願のバージンロード入場
リラックスした笑顔の記念写真が撮れた
ケーキを運ぶ役は両家の弟にお願い
群馬県高崎市在住
大石 慶さん(27歳)
桃さん(24歳)
挙式日:2022年3月12日
会場:アルバート邸[群馬県]
2020年4月に先輩の紹介で出会い、気が合い話も尽きず、交際1年半で結婚を決断。家族仲がいいのが共通項。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2022年8月号より転載
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