
【結婚式レポートin静岡県】この街でずっと一緒に。海辺で誓う未来のこと

海岸近くで支度し思い出の地を歩きガーデンで乾杯を
1週間はっきりしない天気が続き、ガーデンでの結婚式を計画していたふたりはずっとドキドキ。が、当日の熱海はまぶしい青空が広がり、予定通り親水公園でファーストミートを実行! ドレス姿の真弓さんを見て誰よりも早く、誰よりも多く「可愛い」を連発した祐二さん。真弓さんはにっこり笑って駆け寄り、思い出のアルバムをプレゼント。さらに彼を感激させた。
海から涼しい風が吹き始める頃、花が咲き誇るガーデンでふたりの挙式がスタート。首都圏で出会ったふたりが熱海の街に引かれ、移住に至る前、デートで訪れた思い出の場所。「ここで結婚式できたらいいねって、冗談で言っていたんです」。夢が現実になったのは全て縁。結婚式を作り上げたプランナーやフローリストは友達の友達だったり、素敵な人たちを紹介され、繋がれたり、「熱海の街の人の輪に助けられました」。ガーデンは定刻で閉園し、初島を望む夕景の海岸線を楽しめるのはふたりのゲストだけ。乾杯は新郎が復興に関わった宮城県南三陸町で作られたワインで、美大時代の恩師が杯を掲げた。縁を大切にするふたりの周りには常に人の輪が。今日一日の全てが大切な思い出として、新たにアルバムを飾るに違いない。
父と新郎の元へ。新婦が静岡から千葉の大学に進学後、出張先を千葉に変更して定期的に来てくれた父。「父と二人で食事したのは大学生になってからかも」。以来、何でも相談できる仲に
パーティは海を望んで
SNSでも有名な海に向かうブランコはゲストに大人気
温かい料理はフルコースを作れるフードトラックで提供
彼のことも最初に報告した大切な友達がテーブルインタビューに答える
たき火でマシュマロを焼いて楽しんだ
熱海の街を歩き、新郎の親友が営むギャラリー兼ゲストハウスへ。「僕たちも1カ月ほど住んでいました」
新郎がデザインし挙式前日に撮った写真で仕上げたウエルカムボード
「涙もろくて、感動系の映画では絶対泣く」という母は、ベールダウン後に娘を抱きしめてもちろん泣き顔に
猫が大好きな新婦が用意したウエディングドロップ
星がまたたく中、たき火やランタンの灯りでリラックス
中学、高専、大学時代に出会い、勉強やサッカー、登山で結ばれた親友たちが大集合

静岡県熱海市在住
小澤祐二さん(38歳)
真弓さん(28歳)
挙式日:2022年4月22日
会場:ACAO FOREST
プランニング:nagisArt cafe
ゲスト数:65名
友人の紹介で出会ったとき、「この人と結婚するだろうな」と互いに予感。そして結婚前提の交際へ。
※ゼクシィ静岡版2022年8月号より転載
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