【結婚式レポートin京都府】感謝を伝える手紙でふたりの思いを届けました
ゲストへの素直な気持ちを手紙に託して
もともと宮古島で予定していた親族中心の結婚式が、コロナの影響で中止。気持ちが沈む中、思い立って見学に出掛けたホテルで、何もない状態から自分たちで決めていくウエディングのスタイルに大きな魅力を感じた。結婚式には前泊と後泊の2泊3日でゆったりと滞在。前日は新居に植えるために選んだシンボルツリーが会場に搬入される様子を、ワクワクしながら眺めていたという新婦の岬さん。「お互いの友人を紹介する機会もないまま迎えた結婚式。人前式だったので、セレモニーの前に私たち夫婦を知ってもらう時間をつくりたくて、披露宴から始めることにしました」と、結婚式への思いを明かした。当日は家族とのファーストミート→披露宴→挙式の流れでスタート。ゲスト全員に手紙を書き、その場でしっかり読んでもらうという特別な時間をつくった。「単なる思い出ではなく、今だから言えること、あの時のことなどを書きました」と、岬さん。激しく涙する友人や、笑顔でうなずく人、普段はふざけてばかりの帆貴さんの友人もきちんと受け止めてくれた様子。事前に一人一人と向き合えたことで、当日の時間がより有意義に。手紙の力はふたりの想像をはるかに超えていた。
宿泊した客室でヘアメイク&フィッティング。思いを一つにするスタッフとわいわいアットホームに
名前を記したグリーンの封筒が席札に。封筒の裏面には「Don’t open now!」の文字を刻印
笑顔あり、涙もあり。ゲストが一斉に手紙を読んだ時間
両家がそろい、晴れやかな笑顔で家族写真
会場でゲストを迎えるふたり。久しぶりの再会にしばし感動!
シンボルツリーはミモザ。挙式ではリングピローの役割も。帆貴さんのダブルのスーツはオーダーで
スタイリストの提案でコーディネートには憧れのブランドを取り入れながら
挙式後の会場はセッティングを一新。キャンドルに炎が灯されチルでくつろいだ雰囲気に
新婦は挙式のセレモニーで、新郎はファーストミートで父母に感謝を伝える手紙を
後半は手紙の感想をゲストにインタビュー。岬さんの兄も照れながら喜びの言葉を伝えた
ファーストミートでは、母の笑顔を見た瞬間、思わず涙
思い思いのドリンクを手にワンモアチアーズで友人たちと
京都府亀岡市在住
竹村帆貴さん(29歳)
岬さん(30歳)
挙式日:2021年9月12日(日)
会場:Ace Hotel Kyoto(京都府)
同じ病院に勤務、職場の消防訓練で知り合う。良き先輩後輩を経て、「結婚するならこの人」とお互いに確信。
※ゼクシィ関西版2022年8月号より転載
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