【結婚式レポートin東京都】ふたりが出会う道を真っすぐに歩ませてくれたみんなに感謝
ふたりの人柄や人とのつながりを物語る結婚式
ふたりは同じ病院に勤める理学療法士(新郎)と作業療法士(新婦)。タッグを組んで同じ患者さんのリハビリに当たるふたりが、プライベートでも共に歩むと決めた。
新郎のウエルカムスピーチに、どよめきと笑い交じりの拍手を送る職場関係者たち。その反応に、友人や家族は、新郎がいかに職場で愛されているかを察して目を細めた。結婚式は、ふたりの人柄だけでなく、ふたりとゲストの間柄もありありと映す。ゲスト全員が、次々と、しかも、幾度となく、ふたりの元を訪れる光景が多くを物語った。「ごはんを食べる暇もないくらいでした。皆さん温かいです、本当に」。「絞り切れなかった」友人スピーチは計3組。ユーモアを交えながらも新郎新婦の実直さや温かさを伝えたいという気持ちに溢れたスピーチに、ふたりと同じ気持ちで全員が聞き入った。プロフィールVTR後、そこに映った在りし日の祖母の姿に「ばあちゃんの手料理が食べたいな」と語る親族たち。ふたりの歴史とみんなの歴史がリンクして、至る所で思い出話に花が咲いた。ゲストなくして今のふたりはない。「私たちが出会う道を真っすぐに歩ませてくれたみんなに、感謝の気持ちでいっぱいです」
笑顔がはじけるフラワーシャワー
ずっと憧れていたマーメイドドレス。「刺しゅう、背中の開き、ロングトレーンの美しさに惹かれてこれに決めました。ドレスに注目してほしいから、ヘアスタイルもベールもブーケもシンプルに」
高砂席には常にゲストたちの姿が
両家親をお手本バイトにサプライズ指名。「食べさせ合うところなんて見たことないので新鮮だったし、可愛らしかったです」
友人の爆笑スピーチに、同じ角度で首をかしげて笑う新郎新婦
乾杯後、食事スタートの合図となったキッチンのお披露目。スポットライトで照らされたオープンキッチンにシェフやスタッフがズラリと並び、オープニングにふさわしい華やかな演出となった
ベリーがたくさんのったウエディングケーキ
ウエルカムスペースには前撮りした和装の写真を飾った
新郎中座は母と7つ上の兄と一緒に。兄を見て育ったという新郎のひげは、もしかするとお兄さんのまねっこ?
胸元のふわふわチュールが印象的なワインレッドのカラードレス
埼玉県川口市
都築陽平さん(27歳)
栄美さん(28歳)
挙式日:2022年2月26日
会場:グランド ハイアット 東京
ゲスト数:60名
人を大切にする新郎と優しい新婦。新婦が1年先輩として同じ病院で働いていたが、新婦のみ寿退社。
※ゼクシィ首都圏版2022年8月号より転載
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