【結婚式レポートin栃木県】生まれ変わっても君を、とこだわりのSL婚で伝えました
大好きなSLで少年時代からの夢を叶えた日
幼い頃からSL好きで、愛する人ができたらSLで結婚式をしたいという夢を譲れなかった寛明さん。出会った昌美さんは毎週のSLデートを笑顔で楽しんでくれ、「すごいね」と彼のこだわりに共感してくれる理想の人。「僕にしかできないことを」とSL大樹でサプライズプロポーズをしたのがきっかけで、「旅するSLウエディング」プランの1組目として夢を叶えることに。人前式の舞台はSLが走っていた時代を思い起こさせる、昭和レトロ感満載の下今市駅転車台広場。「『夢の集大成だから準備は僕が』という彼に全て任せていたのですが、当日は驚きの連続。SLアイテムの手作り、SLの魅力を伝える演出の工夫など、彼の頑張りを思ったら嬉しさと感謝で泣きそうに」と新婦。点火&出発式も盛り込んだ人前式後はゲストと一緒にSLに乗り込み、ふたりは車掌役に。手作り切符を切り、ゲストと交流しながら片道36分の旅を満喫した。鬼怒川温泉駅では車掌車からのブーケトス、ケーキ入刀、記念撮影も大盛り上がり。「新郎の熱い想いが伝わった」「僕もやりたい」とゲストからも感嘆の声が。年を経るごとに一層魅力を増すSLが、夫婦の幸せな未来に重なった。
石炭と燃える炎をイメージしたケーキ
車中で新郎から新婦へ、日光彫の器に入った豪華なお弁当をプレゼント
ふたりの人生の出発準備として、新郎手作りの投炭機に、石炭を投げ入れ、花を点火する儀式を
車内では名物駅弁でゲストをおもてなし
新婦へのサプライズで999本のバラの花束を飾り、セレモニー中に1本のバラをプレゼント。「何度生まれ変わっても君を愛します」が花言葉
SLのスコップに客車の座席生地で作ったリングピローをのせ運んでもらった。制服も新郎が手作り。プロポーズを支えたアテンダントさんも一緒に
発車メロディーを親友たちと生演奏
SL大樹の正面を模したケーキも
SL庫で記念撮影
鬼怒川温泉駅到着後、車掌車からブーケトス
元機関士の先輩と入場。「出発進行」の合図もお願い
ナンバープレート、ヘッドマークなど手作りアイテムで装飾。「職場友人にも手伝ってもらい感謝」と新郎
車内では新郎新婦が車掌役に。新郎自作の切符にハサミを入れ、ゲストと交流
群馬県前橋市在住
山路寛明さん(27歳)
昌美さん(28歳)
挙式日:2021年10月28日
挙式会場:下今市駅~鬼怒川温泉駅SL大樹(東武鉄道)
プロデュース:クローバーズウエディングサロン
2018年4月に高崎の街コンで出会い交際。新郎は鉄道会社勤務。2020年7月にプロポーズ、10月婚姻届提出。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2022年7月号より転載
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