【結婚式レポートin兵庫県】映画のような一日をみんなと満喫できました
花嫁の憧れを全て詰め込んだ、かわいい空間に
須磨から明石にかけての海岸線は、海と山に囲まれた最も神戸らしいロケーションの一つ。神戸生まれ、神戸育ちの樫原さんたちの結婚式は、そんな塩屋海岸を高台から見下ろす、クラシカルな洋館を丸ごと貸し切って行われた。明治後期に建てられたコロニアル・スタイルの建物は、今も外国人が暮らした当時の雰囲気がそのまま残る。「ミュージカルや映画が大好きなので、まるで映画を1本見ているような結婚式にしたいと思っていました」と、新婦の有貴さん。2階のバルコニーからは海が見え、映画のロケにも使用されたことのあるこの場所は、まさにイメージにピッタリだった。そして2着のドレスやおもてなしのアイテムは、そのほとんどが有貴さんの手作り。装花や料理のケータリングも、一つずつ丁寧にイメージを伝えてふたりがオーダー。ガーデンの人前式は多くの親族や友人、愛犬に見守られながら。季節の花があふれる披露宴は海外のホームパーティのようなラフで温かい雰囲気に。懐かしいミュージカル映画のサウンドトラックも、一日中、BGMとしてふたりのロマンチックな結婚式を祝福! 世代を超えて、ゲストの心をつかむウエディングパーティとなった。
父のエスコートでゲストが待つガーデンへ。憧れが詰まった自作のウエディングドレスは、母のベールダウンで完成
ゲストが作る人垣の中を温かい拍手に包まれて退場
海が見える2階フロアが受付兼クロークに。ウエルカムドリンクには、有貴さんが好きなフレーバーティーを用意
消毒液など感染症対策もきちんと自前で準備。カイロ、膝掛けなどの防寒アイテムと共に受付で手渡し
ふたりが里親として溺愛するフレンチブルドッグの親子もこの日はずっと一緒
季節の花があしらわれたデザートビュッフェはため息の出る美しさ。「いちごが好き」など、イメージや好きなものを伝えてオーダー
ガーデンに面した1階フロアがパーティ会場。雰囲気ある調度を生かして
花びらをかたどったあめ細工のウエディングケーキ
当日はふたりの友人と一緒に、スタッフとして会場を盛り上げた有貴さんの弟。お祝いの歌をプレゼント
お色直しのドレスも手作り。憧れの映画のヒロインをイメージ
兵庫県神戸市在住
樫原魁聖さん(26歳)
有貴さん(26歳)
挙式日:2022年2月22日(火)
会場:旧グッゲンハイム邸(兵庫県)
有貴さんの仕事仲間と、高校の同級生だった魁聖さん。紹介されて初めてのデートですぐに意気投合!
※ゼクシィ関西版2022年7月号より転載
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