
【結婚式レポートin山形県】今、挙式するからこその深い気付きがありました

家族3人が主役!DIYで形にした理想の結婚式
高校1年生で出会い、結ばれたふたり。延期し、やっと迎えた結婚式、愛娘の梨緒ちゃんは5歳になっていた。ドレス、レース素材の靴、ヘアスタイル……唯さんと梨緒ちゃんは親子コーデを楽しみ、あらゆるシーンで、家族3人が主役に。リングガールやケーキセレモニーと活躍する姿に、両家父母、そしてゲストみんなが目を細め、会場はより温かな祝福に満ちた。
式のテーマはフランス語でありがとうを意味する「Merci」。「娘が成長するほど、親にしてもらったことの大きさを実感しました」とふたり。だからこそ、結婚式で「ありがとう」をしっかり届けたいと思った。娘とのシーン以外にも、お手本バイトなど父母にスポットを当てあらゆる形で感謝を表現。「当日は初めて親の涙を見ました。自分たちが与えられたように、娘に愛を注ぎたいと思いました」
そんなふたりのもう一つのこだわりは、空間づくり。時勢に配慮し、人数は少なくなったけれど、結婚証明書から装飾まで新婦が一つ一つ手作り。そんな彼女のために、淑貴さんが参列できなかった友人たちから集めたメッセージ映像を上映した。涙する彼女を優しく見守る彼。結婚式は夫婦の結束も固くした。
唯さんお手製のリングピローを両手で持って、立派にリングガールを務めた梨緒ちゃん
招待状から席札までペーパーアイテムも新婦のセンスが光る手作り
全て新婦が用意したアイテムで飾ったウエルカムスペース。壁面にはセピアの写真パネルをバランスよく並べて立体的な装飾に
新郎新婦のケーキのファーストバイトの後は、ふたりから愛娘梨緒ちゃんへのケーキバイト!
新郎からのサプライズで、参列できなかった友人のメッセージムービーが上映された
SNSで作家にオーダーした証明書には当初招待予定だった友人の名前も
ファーストミートで待っていた彼の手には、新婦への手紙とバラの花束。数年越しのプロポーズが叶った
両家父母たちのお手本バイトに親族ゲストが大盛り上がり
パンパスグラスやドライフラワーやアンティーク感のあるアイテムをあしらったメイン席。新婦自身が細かい配置にもこだわって、理想を形に
ビジュアル重視のケーキはトッパーもオーダー
靴を母娘でお揃いに

山形県東根市在住
天野淑貴さん(28歳)
唯さん(28歳)
挙式日:2021年4月17日
会場:緑の迎賓館 ANGELINA(アンジェリーナ)
少し離れたことがあったが、高校1年生から交際。大人数を予定していた結婚式は親族だけのスタイルに。
※ゼクシィ宮城・山形版2022年6月号より転載
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