【結婚式レポートin京都府】皆さんと共に過ごした同じ時間に感動していました
ふたりの世界観で優雅で温かいディナータイムを
新郎の航介さんが長年学んだ京都の地で、両家の交流を深める親族だけのウエディングを準備した鶴来さんたち。会場は元々、明治~昭和にかけて活躍した著名な古美術商のオフィス兼ショールーム。海外VIP向けの瀟洒(しょうしゃ)な佇まい、本物のアンティークの調度品に囲まれた空間をひと目で気に入った。「人数が少ないからこそ、手間をかけて最高の一日にしたいと思っていました」と言うのは、新婦の藍華さん。出席者全員でつくり上げる人前式、京都や両家にゆかりのある食材を取り入れたフランス料理など、この日のために全力でアイデアを温めた。東京と京都、九州と京都を行き来する遠距離恋愛が続き、前年にようやく福岡での新生活をスタートさせたばかりの鶴来さんたち。コロナ下の結婚式の準備は、決してわくわく楽しいことばかりではなかったけれど、ゲストの喜ぶ顔を見て改めて気付くことができたのは、お互いの気持ちを思いやることの大切さ。「悩んだり、ケンカもありましたが、全てこの日を悔いなく過ごすために必要な時間でした」と笑う藍華さん。そんな濃密な時間こそが何物にも代え難い宝物と、結婚式の後に知ったふたりだった。
ふたりの出会いや歴史をひもとくギャラリー展示でゲストをお迎え
大学で考古学を専攻した新郎にちなみ、リングピローは埴輪(はにわ)モチーフ
挙式中に両家父母をはじめ、出席者の全員が結婚証明書にサイン
藍華さんが勤務する鹿児島の焼酎メーカーの焼酎を手渡しながら、披露宴会場にゲストをお迎え。ふたりがセレクトしたお酒のカウンターも
会場の雰囲気を生かした披露宴中の撮影タイムもふたりのこだわり
フィナーレは父母への感謝の思いと共にオリジナルのフラワーボックスを
ナプキンホルダーには、飛行機モチーフの名入りレザータグで旅行気分を
花びらをかたどった地元・福岡のチョコレートでお見送り
食事は親族の交流も兼ね、グランメゾンの会食のような雰囲気で
料理は航介さんの母校である京都大学内の名店からシェフが出張。特別なフランス料理でおもてなし
フォトラウンドでゲストから集めたメッセージは、プレミアム焼酎と共に“未来カプセルセレモニー”で封印
福岡県福岡市在住
鶴来航介さん(30歳)
藍華さん(29歳)
挙式日:2022年1月22日(土)
会場:PAVILION COURT(パビリオンコート)(京都府)
お互いの大学で所属していたフォークダンスサークルの合宿が出会い。8年間の遠距離交際を実らせ結婚。
※ゼクシィ関西版2022年6月号より転載
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