【結婚式レポートin愛知県】家族との思い出を思い返す時間でした
一つの角卓を囲み普段のように家族と語り合う
「大切な一日だからこそ、いつものように、家族と一緒に食事や会話を楽しむ時間を過ごしたい」と、14人の家族だけの結婚式を決めたふたり。カトリック系の学校に通っていた敦子さんのたっての希望で、挙式は荘厳なチャペルで行い、クラシカルな雰囲気が漂う小さな披露宴会場には、大きな角卓が一つ。拍手で迎えられたふたりは、父と母の隣の席へ。向かいには、ほほ笑みながらカメラを向けるきょうだいが。「両家とも家族が本当に仲が良くて。特に母たちは、偶然にも2人とも家庭科の教師だったんです。共に料理が得意で家族もみんな食べることが大好き。そんな家族だから、気兼ねなくおいしい料理を食べながら、私たちの幼い頃の思い出話に花を咲かせてくれたら……」と敦子さん。
食事会とはいえ、ケーキカットやキャンドルリレーなど華やかな演出も盛り込んだが、メインの演出は、何冊も用意した、ふたりの子どもの頃からのアルバムを見ながらの会話。「ビデオはただ見るだけですが、写真なら会話が生まれると思って」と敦子さん。幼い頃の敦子さんの写真を、優しいまなざしでほほ笑みながら見返す敦子さんの父。そんな父を見つめる敦子さんは、子どものような笑顔を見せていた。
バージンロードを歩く練習をしていた敦子さんと父。本番、緊張する父を敦子さんがエスコート。「さ!お父さん」と敦子さんが手を差し出した
敦子さんの妹と祖母、一郎さんの3人の妹、それぞれ幼い頃の写真を見ながら大盛り上がり
きょうだいバイトでは、「ここがいい!」と妹が真剣にリクエスト。普段の生活のワンシーンのよう
敦子さんの祖母が手作りしたつまみ細工の小物。車椅子だから欠席すると言っていた祖母に、「作品を会場で見てほしい」と誘い、出席してもらった
再入場前、ブライズルームで、敦子さんは思い出の写真と、ありがとうのメッセージをサプライズで一郎さんに贈った
ドリンク片手に、父と幼い頃の思い出話をする敦子さん
敦子さんの母の手作りリングピロー
敦子さんがひと目ぼれしたチャペル
再入場は水色のドレスで。ピンクだと母に伝えていたが、母が水色を望んでいたため、内緒で水色のドレスにチェンジ。母は驚きながらもこの喜びよう
願いを込めて、キャンドルリレーでお開きに

愛知県知立市在住
片辺一郎さん(28歳)
敦子さん(26歳)
挙式日:2021年10月24日
会場:アートグレースウエディング スクエア
ゲスト数:12名
友人の付き添いで参加した街コンで出会う。のんびり屋の一郎さんが、敦子さんには猛アプローチした。
※ゼクシィ東海版2022年3月号より転載
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