【結婚式レポートin福井県】ふたりを結ぶ誓いのリボン。愛と感謝を込めました
華麗にダンス!多彩な演出でゲストを笑顔に
ゲストの心に残るウエディングにしたいと、演出により工夫を凝らしたふたり。挙式は自由度の高い人前式を選び、ハンドファスティングを取り入れた。これは、握り合った新郎新婦の手をリボンでつなぎ、夫婦として結ばれたことを象徴するヨーロッパの伝統的な挙式演出。ふたりは一本一本にゲストの名前が書かれたリボンを束ねて使い、最後に固く結び目を作るオリジナルのセレモニーをプラス。結婚の誓いを確かなものにし、ゲストとの絆を大切にしたいという思いを込めた。
披露宴の演出も、二人羽織のファーストバイトや、両家の水で作っただしを合わせてご飯を炊く独自の“水合わせの儀”などユニークな趣向。特に盛り上がったのはファーストダンスで、新郎がシンデレラを探す王子のように、片方の靴をゲストの足に合わせながら登場し、階上に新婦を見つけてダンスが始まるというドラマチックな展開。息ぴったりのステップやターンで、会場を大いに沸かせた。式後にはゲストから「楽しかった。お祝いに来たのに、逆にたくさんおもてなしをしてもらった。ありがとう!」という嬉しい声が。ふたりでつくり上げた結婚式が喜ばれて、達成感いっぱいの新郎新婦だった。
挙式入場は父母と笑顔で
手作りのウエルカムのれん
ゲストに素敵な音楽をと、新婦は姉に演奏を依頼
注目のファーストダンス。白ドレスは新婦の手作り。ふわふわ揺れる花モチーフとライトを受けて輝くラインストーンがポイント
ふたりで考案した料理をイラストで紹介。手作りのメニュー表
「おめでとう!」の言葉に新郎感激のダズンローズ
巫女を務めていた新婦の希望で、人前式の後に神様への奉告祭も
宮城県出身の新婦にちなんで名物“はらこ飯”を作るため、両家の水を使っただしを炊飯器に。“水合わせの儀”をアレンジ
ゲストから手紙を集める新郎新婦。手紙はゲストが5年後に届けたい相手に向けて書いたもの。ふたりがゲストに代わって5年後に投函するという趣向。「手紙をきっかけに5年後、今日を思い出してもらえると嬉しい」と新郎新婦
人前式の承認でゲストに掲げてもらうキラキラの造花。式後も使えるネームタグを手作り
大きな造花とライトでファンタジックな高砂席。照明が落ちるとより幻想的に
福井県福井市在住
大島崇志さん(36歳)
美帆さん(28歳)
挙式日:2021年6月6日
会場:八雲迎賓館(福井県)
職場の慰安会で隣り合ってからお互いが気になる存在に。新郎のアプローチで交際が始まり、2年後に結婚。
※ゼクシィ富山・石川・福井版2021年11月号より転載
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