【結婚式レポートin福島県】母の手作りドレスで花嫁に。憧れを叶えてただただ幸せ!
チャペルで挙式。お姫様のように幸せに輝いて
「お姫様に憧れ、幼い頃から結婚式を夢見ていました」という杏梨さんは、拓也さんと出会い憧れのキリスト教式を実現。さらに以前パタンナーの仕事をしていた母に「ウエディングドレスを手作りしてほしい」と思っていた彼女。「いいよ」という母のひと言で、母娘二人三脚でのドレス制作が始まった。ふたりが選んだ会場は、おとぎ話の舞台のようなゲストハウス。感染症の影響もあり、2年の準備期間を経て晴れの日を迎えた。
当日、ブライズルームでは母の手でドレスに着替えた花嫁が幸せいっぱいにほほ笑み、母娘は言葉にならない思いを交わした。そして母の手でベールが下ろされ挙式へ。花嫁と入場した祖父が新郎と固く握手を交わすシーンは感動に包まれ、誓いのキスはゲストの笑顔の中、和やかに行われた。続く披露宴は、ふたりが選んだ彩り豊かな料理とデザートでおもてなし。ゲストからのビデオレターも上映され、心温まる時間をさらに感動で彩ったのは新婦の手紙。「お母さんの子どもに生まれて幸せ。愛情をたくさんありがとう」。素直な言葉に涙する母にゲストももらい泣き。憧れをすべて叶えた一日、キラキラ輝く新婦を見守る新郎のまなざしが優しかった。
ウエルカムスペースにはふたりの前撮り写真を飾り、ゲストをお出迎え
海外ウエディングに憧れる新婦が選んだ装花は、優しいピンクとアプリコットカラーのバラでエレガントに
この日を待ちわびた89歳の祖父が緊張した面持ちで新婦と入場
チャペルでの挙式後、フラワーシャワーの祝福を受けて新郎新婦は満面の笑み
結婚式を後日予定しているゲストへ、心温まるメッセージ入りプレートを
試行錯誤を重ねて母が縫い上げたドレスを挙式後に飾ってお披露目
テーブルフォトではみんな最高の笑顔で記念撮影
子どもゲストによる花束贈呈は和やかムードに包まれて
「新居に飾りたい」と新郎の希望で造花のブーケをオーダー。「花嫁のイメージで」と新婦が挙式用はピンクを中心にセレクト
高砂席はゲストに囲まれておしゃべりも弾んだ
新婦の手紙では涙が止まらない新婦母に新郎母が寄り添うシーンも
大好きな親への贈り物は、似顔絵入りの感謝状。ふたりそれぞれから真心を込めた温かいメッセージも添えて
福島県喜多方市在住
横山拓也さん(27歳)
杏梨さん(26歳)
挙式日:2021年5月3日
会場:アニエス会津(福島県)
高校3年生で同じクラスだったふたりは卒業間近に交際をスタート。遠距離恋愛を経て8年後に結婚へ。
※ゼクシィ福島版2021年11月号より転載
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