【結婚式レポートin千葉県】そっとあなたを包み込む“温かな器”になります
器のギフトに歓喜。ショープレートにお絵描きも♪
結婚相談所の乗り気ではなかったパーティで出会った。「マッチングアプリと違って、世話好きでおしゃべりなおばさんがいるんですよ」とふたりはニッコリ。良縁に恵まれなかったそれぞれの背を押したのもその女性で、初対面でカップルとなり1カ月後にプロポーズ! 気持ちを言葉にするのが苦手な紗織さんだが「話しやすいかも」と彼を想い、崇さんは周囲に気配りをする彼女を「いいな」と想った。そんなふたりのことや、周囲の大切な人のことをプランナーに話すと『UTSUWA』というコンセプトが誕生。相手を包み込む、ゲストに包み込まれる、温かな器の中にいるような一日になった。
会場は江戸時代に建てられた趣のある古民家。庭での人前式は、友人が涙ながらに誓いの言葉を投げ掛けたり、マグカップに相手への想いをつづって交換したり。心温まる式から母屋に移動したゲストはワクワクの連続! 自分の名前からイメージしてデザインされた器のギフトを早速に開封しては記念撮影、無地のプレートに自由に絵を描く時間も。その器は後日、各家庭に届き食卓には温かな式の余韻──。ふたりも毎日あのマグカップに紅茶を入れて、幸せに包まれる時間の中にいる。
花が好きなふたりだが、まだ一緒に花見をできていない。そこで登場した承認アイテムは、ゲストに淡いピンクの粉を入れてもらったスノードームならぬ“桜ドーム”
器をテーマにした結婚式。ゲストが席に着くと、ショープレートに目玉焼きの席札が。白身が焦げてたり黄身が♪だったり、グリーンハートの高砂席のふたりも楽しんで。絵を描いたショープレートは縁側で乾かして、各家庭に届けた
「披露宴は笑顔でお開きに」と、庭での人前式でふたりから親に感謝の手紙
型通りの結婚式に興味がなかった新婦。SNSで知った古民家婚に心惹かれ大切な日を迎えられた
秋の花と調和したパーテーション
当日、プランナーから突然プレゼントされたマグカップに彼女へのメッセージを書いた。「ずっと大切にします」
新婦を可愛がる父も楽しそうに過ごして
古民家に似合うシックなスタイル
母がひな祭りのたびに作ってくれた思い出深いちらしずしのセレモニー。華やかさと素敵なエピソードにゲストも心を弾ませた
千葉県千葉市
奥原 崇さん(39歳)
紗織さん(32歳)
挙式日:2020年11月14日
会場:久右衛門
プロデュース:HAKU wedding
ゲスト数:30名
化学メーカーに勤めスポーツ好きな新郎と菓子作りが得意な介護職の新婦。2020年2月22日に婚姻届提出。
※ゼクシィ首都圏版2021年11月号より転載
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