【結婚式レポートin山形県】さくらんぼみたいにもっと輝いていきます！

「ふたりの輝く未来のために力強く生きていくことを誓います！」。見渡す限りのさくらんぼの木々の合間を、5月の爽やかな風と力強い誓いの声が吹き渡る。「ゆうすけのさくらんぼ畑！」の看板を掲げるこの場所は、裕介さんが日々手塩にかけて育てるさくらんぼの畑。愛知出身の彼が、山形のフルーツに魅せられ、地元から遠く離れた東根市に移住。3年の修業を経てコツコツ形にしてきたものだ。「いつも一緒に歩んでいくことを約束します」と続くのは、木々の緑に白無垢姿が映える茉那美さん。駆け付けた家族、友人、そして周囲のさくらんぼ農家の人々は、この地で結ばれたふたりに、心からの拍手を送る。「ここまで来られたことを感謝したい」「頑張るふたりを応援したい」。お互いの思いを結び付けるように、クライマックスは全員でバルーンリリース。空を彩る風船に、実り豊かな畑とふたりの幸せな未来を思い描いた。
続くパーティは、新婦父の弾き語りと両家の合唱、仲間による“ゆうすけクイズ”、新婦友人のメッセージビデオなど、ふたりへのエールのオンパレード！　感謝と決意を伝える場にしたいと実施を決めた結婚式だったけれど、ふたりはそこで、自分たちの幸せを実感し、さらなる感謝を抱いた日となった。

新郎実家の愛犬がリングドッグとして活躍

新婦父作の看板が立つさくらんぼ畑が誓いの舞台

みんなで空を見上げて、バルーンリリース！

挙式では、両家の親からもお祝いのメッセージが

新郎が農業でお世話になった人や、近所の人々も駆け付けてくれた。紅白饅頭をプチギフトに

パーティ会場のウエルカムツリーには、さくらんぼのオブジェを装飾

結婚式のプレゼント企画への応募を勧めたのは新婦祖母。お色直しの中座の際、念願の孫の花嫁姿を見て感無量

新婦父のギターの弾き語りを皮切りに、両家の合唱がスタート。合間には新郎から新婦へのプロポーズシーンもあり、会場は爆笑後、家族愛にじんわり

52代ミス花笠として活躍した新婦。アメリカに住む当時の恩師や、オーストラリアに住む新郎妹など、オンラインで世界中から祝福が

新郎が手掛け、新婦と父の合作によるラベルをあしらった山ぶどうジュースのカクテルをゲストへ

昨年出会ったふたり。まだ一緒に花火を見ていないから……と、締めは吹き上げ花火で！

Profile

山形県東根市在住
橋本裕介さん（31歳）
茉那美さん（31歳）

挙式日：2021年5月29日
挙式会場：ゆうすけのさくらんぼ畑（山形県）
披露宴会場：緑の迎賓館ANGELINA（アンジェリーナ）（山形県）
プロデュース：山形ウェディング協議会

友人の紹介で出会う。「山形ウェディング協議会」主催の『夢婚』というプレゼント企画に応募。挙式を実現。

※ゼクシィ宮城・山形版2021年10月号より転載

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