【結婚式レポートin山梨県】アットホームなおもてなしでみんなと一緒に笑顔に！

「コロナ下で、みんなさまざまな思いを抱えている。こんなときだからこそ、リラックスして心から楽しいと思える結婚式にしたい」というのが、ふたりの願い。昨年11月からの延期を経て、ようやく当日を迎えることができた。
沖縄で撮影したドローン映像とプロジェクションマッピングから、幕を開けた披露宴。新婦が「もう一人のお父さんみたい」と話す大学の恩師が司会を務めた。30ページ・1万字を超える台本を用意して、当日に臨んだ恩師。親しみやすい語り口で、アットホームな雰囲気を盛り上げた。
式の延期か中止か、決行か。毎日悩んでばかりいたという新婦。「決めたら最後までやり遂げなさい。花嫁がくよくよしてたら、みんなも楽しめないでしょ」。そう言って背中を押してくれた新婦母への思いを込め、真っすぐに感謝を伝えるエンディングを迎えた。
実はこれでお開き、ではなく、とっておきのサプライズを用意していたふたり。「カウントダウンを！　3、2、1！」するとプロジェクションマッピングを映し出したチャペルが夜空に浮かび上がり、続いて色とりどりの打ち上げ花火が！　空高く響き渡るゲストの大歓声と驚く笑顔が、ふたりの胸に深く刻まれた。

甲州ワインソースを使ったメインディッシュ。パン好きな新婦の希望で、選べる9種類のパンも

恩師を交えフォトタイム。ゲストへの感謝を伝えるひとときに

ふたりが打ち鳴らした幸せの鐘を合図に、アフターセレモニーがスタート

入念に準備をし、心を込めて司会を務めてくれた恩師。「論文もそのくらい真剣にやればと、妻に言われるほど（笑）。沙季さんの記念すべき日に関われたことが光栄です」

ケーキカットに続いて、ビッグスプーンで新郎にファーストバイト

ウエルカムスペースには、ふたりの写真やドライフラワーを

「ママの言葉が、私の財産になっています」。花束に感謝の思いをのせて

「コロナ下の自粛生活の中で、改めてみんなの支えを実感した」という新婦。夜空を彩る打ち上げ花火で感謝を伝えた

挙式前のふたりの元に、新婦友人が登場。「今日は沙季の幸せそうな姿を見られてうれしい。本当におめでとう」。友人の手紙に涙が溢れた

新婦友人が、お揃いのドレスでブライズメイドになって祝福

Profile

山梨県甲府市在住
涼太さん（26歳）
沙季さん（25歳）

挙式日：2021年5月2日
会場：誓いの丘　イストアール（山梨県）

出会いは大学の学園祭。新郎のひと目ぼれで交際が始まった。新婦いわく「こんなに安心できる人は初めて」。

※ゼクシィ長野・山梨版2021年9月号より転載

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