【結婚式レポートin奈良県】あったかく、ふたりらしく大好きな奈良で過ごしました
紅葉の季節に老舗料亭で両家和やかに
もともとはふたりが出会った大阪で、盛大な結婚式を考えていたYさん&Cさん夫婦。コロナの影響で家族中心の結婚式と決めてからは、古都・奈良の魅力をみんなで感じられる会場を探していた。「お互いにゆかりのある場所がいいねと話していました」と、新婦のCさん。奈良は新郎Yさんの地元であり、新婦の実家でも、奈良は毎年みんなで紅葉を見に訪れるほど大好きな場所。奈良公園内の歴史ある老舗料亭は、そんなふたりの理想にピッタリの会場だった。挙式ではブーケセレモニーやサンドセレモニーで、家族の思いを一つの形に。ふたりを中心に、厳かな中にも温かな時間が流れた。披露宴では食事をメインに、両家が心置きなく交流。ふたりが進行する“質問コーナー”では、お互いのきょうだいの知られざる楽しいエピソードが披露されたり、新郎の祖母が持参したアルバムを手に、昔話に花が咲いたりと、いつもの親戚の集まりや家族旅行のような雰囲気に。「毎年、家族で見ていた奈良の紅葉が、今年は結婚式でさらに特別なものとなりました」と新婦。ずっと前から一緒に過ごしてきたみたいな安心感、新しい大きなファミリーが誕生した一日だった。
新婦のいつものスマイルが、新郎の緊張を吹き飛ばしたファーストミート
「涙もろい父がこの日はずっと笑顔でした」と、新婦。自分の涙を我慢するのが大変だった
全員参加のブーケセレモニーも少人数ならでは。チョコレート系のカラーをメインに
リングボーイを頼んだら、二つ返事で引き受けてくれた新婦の弟。13年間、成長を見守ってきたので感慨もひとしお
誓いの言葉はそれぞれの思いを手紙にしたためて
ふたりの入場を拍手で迎えるゲスト。披露宴はリラックスした雰囲気で
楽しい時間はあっという間。美しい紅葉を背景にアットホームな雰囲気の記念撮影
両家の父母も参加、ふたりで完成させたサンドセレモニー
「料理と料理長の大ファン!」というふたり。格調高い手書きの風雅な献立もおもてなしの要素
高砂席を設けず、ふたりもゲストの中へ。懐かしいアルバムは新郎の祖母が持参
あいさつの前から号泣していた新郎父。ふたりを見つめるまなざしも温かい
東京都在住
Yさん(26歳)
Cさん(27歳)
挙式日:2020年11月23日(月・祝)
会場:THE KIKUSUIRO NARA PARK(菊水楼)(奈良県)
出会いは友人主催の新年会。和歌山、関東の遠距離を経て、交際2年の記念日にYさんからプロポーズ。
※ゼクシィ関西版2021年9月号より転載
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