
【結婚式レポートin静岡県】驚かせたいというより相手が一番喜ぶことを

新婦も太鼓判。上司も友人も新郎が大好き
ゲストを迎える数時間前、チャペルでファーストミートを行ったふたり。ウエディングドレス姿の友莉さんが智也さんの肩をポンとたたくと、振り向いた彼が抱えていたのは銀色の箱。「えっ?」。それは友莉さんが予算オーバーで諦めた高級ブランドのもの。「まさか……」。友莉さんが箱を開けると、中には憧れていた銀色のハイヒールが。「新生活も始まるし、これは買えん」と彼に言われていた友莉さん。靴を見て本当に驚き、涙ぐんで喜んだ。
以前から「自分たちの結婚式が、久しぶりに友達が集まる同窓会のような日になれば」と話していたふたり。1年の延期を経て、この日、ふたりはパワー全開に。結婚式前日に、髪をシルバーに整えてきた智也さん。当日、どこにいても目立つ新郎は誰よりも笑い、親友のポエトリーラップスピーチに涙し、たくさんのゲストに声を掛けて場を盛り上げた。披露宴の後半では、彼の実家の家業のウナギを景品に、お祭りのような楽しい演出をふたりが進行。フィナーレで父にウナギ養殖の必需品である長靴を手渡すと、100名のゲストから万雷の拍手が。“愛されキャラ”である彼の、「友莉と結婚したい」という夢が今日、叶った。
サプライズで用意した高級ブランドのシルバーのハイヒールを新婦に履かせる新郎。このとき、新婦からもサプライズで手紙を渡し、お互いに涙が
挙式後、多くのゲストからフラワーシャワーの祝福を受け、ほっとして笑顔に
満面の笑みでケーキ入刀! その後、両家の母からラストバイトを受けた
新郎の周囲にはいつもたくさんの男友達が
新郎友人の余興の一つ、友人知人からのビデオレター。登場する人が皆、花を手にしていて、映像終了後に新郎が100本の赤いバラを新婦に贈るというサプライズ付き
普段から食事に行ったり、遊んだり、仲の良い新婦のめいがリングガールを務めた
新婦の姉がレターボードを制作
末っ子の新婦は2人の姉と中座
小さな頃から乗り物が好きだった新郎。披露宴中にゲストが愛車のシートに自由に寄せ書きし、見送りの際にシートを装着した愛車ごと披露した
黄色い長靴を贈られ、大喜びの新郎の父。ミニバスケットのコーチを務める新婦の父にはバスケットシューズを

静岡県浜松市在住
山下智也さん(24歳)
友莉さん(24歳)
挙式日:2021年4月17日
会場:musee yotsuike(ミュゼ四ツ池)
ゲスト数:100名
調理師専門学校の同級生。「隣のクラスに可愛い子がいる」と彼が猛アタック。4月19日が交際開始日。
※ゼクシィ静岡版2021年8月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 静岡県