
【結婚式レポートin東京都】“音楽の神様”が舞い降りてギュッと結ばれたご縁です

スマホの待ち受けアーティストがサプライズの熱唱
新郎は中学からドラムを趣味にし、新婦は大学の軽音サークルでギターボーカルを。そんなふたりは仕事で拠点を移した、静岡の社会人バンドで出会った。好きなアーティストが同じことから意気投合し恋人に。そして迎えた式は新婦がずっと憧れていた大聖堂で。高さ12メートルのステンドグラスを仰ぐ空間にはパイプオルガンと聖歌隊の歌が響き渡り、父とゆっくり歩く花嫁を見守るゲストも神聖な世界へ。新郎も特別な思い。「ゲストとして何度もこの場面を見ながら、どんな気分かなと思っていました」と、誓いの瞬間を、言葉にはできない深い感情と共に記憶に刻んだ。
その新郎は披露宴中にソワソワ……。(いよいよかな)と小さく笑うと、扉からふたりが好きな『オメでたい頭でなにより』ボーカリスト・赤飯さんが現れ、まさかの熱唱~! 彼との縁を繋げてくれた、自分のスマホの待ち受けだったアーティストの登場に、花嫁は立ち上がって目を凝らして高らかに笑って大喜び! 一緒に中座もしてサプライズは大成功。興奮冷めやらぬ会場に再入場するとムードは一変、親世代も好きな昭和歌謡を流し、最後は花嫁がマイマイクで手紙朗読を。幸せの音が鳴りやまない一日になった。
赤飯さんはコミカルに会場を盛り上げてふたりを祝福し、記念写真を撮って腕をしっかり組んで3人で中座。「心臓がバクバクした」「めちゃいい人」「包容力がすごい」と、ふたりは矢継ぎ早に感想を語り合ってますますコアなファンに
いちごが大好きな花嫁がオーダーしたケーキ
大聖堂の式と共にバルーンリリースも、友人の式に参列したときから憧れていたもの
前菜は、絵画の額縁に見立てたプレートでアートな演出
久々に再会した友人と
当日、宿泊先のホテルで映像を見ると父の表情に胸いっぱい。「こんな顔していたなんて」と新婦
ドレスに合わせたドラマチックなブーケを手に
パイプオルガンはふたりが好きな長編アニメーションの音楽も演奏
特別な思い溢れた誓いのシーン
お色直しでロイヤルブルーのドレスをまとった新婦。各卓をラウンドして、白いバラからブルーのバラに装花もお色直し
ステージで使っている白いマイマイクで、飾らない言葉で、父母に感謝を
高砂席もドレスとコーデして

大阪府大阪市
吉田太一郎さん(35歳)
京さん(27歳)
挙式日:2021年4月3日
会場:Casa d’ Angela Aoyama
ゲスト数:59名
新婦はピアノの設計に携わっていたことも。「彼女はステージで格好いいんです」とその姿に新郎はほれぼれ。
※ゼクシィ首都圏版2021年8月号より転載
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