【結婚式レポートin山形県】結婚式も私たちらしく、ぶっ飛んだっていいよね
まずはパーティで喜びを共有し、感動の挙式へ
ふたりは中学の同級生。人懐っこい美弥さんが学年で唯一話したことがない人が研太さんだった。社会人になって同僚になり、ちょっとこわもてで苦手だった彼の優しさと友達想いな一面を知って、急速に引かれていった。恋を応援してくれたのは、共通の友人たち。ふたりが結ばれた後は「挙式楽しみにしてる!」という声がたくさん届いた。結婚式は大勢ではしゃげる場にしたい。しかも「私たちらしくぶっ飛んだ感じにしたいよね!」と、大好きな海と掛け合わせ、テーマを「BUTTO Beach(ブットビーチ)」に。水の泡に見立てたバルーン、砂に立てたエスコートカードでゲストをお迎え。会場の真ん中には、“海の家”を設置し、彼が作ったオリジナルカクテルを新婦が飲んだのを合図にパーティが幕を開けた。テーブル対抗のビーチボール膨らませ対決、アイスキャンディー早食いといったぶっ飛びイベントの連続に会場は大盛り上がり。海からの帰り道のような余韻の中、次は人前式。地元朝日町の名産、りんごの木を装飾し、結婚を誓い、承認をもらう。見渡すと温かな笑みがずらり。「私たちは本当に恵まれている」。ふたりは顔を見合わせ、この瞬間を胸に刻みつけた。
ウエルカム装飾はビーチをテーマに。白い砂を敷いてエスコートカードをセットした木箱は新婦父作
人前式の会場にはゲストからのメッセージカードを実らせたりんごの木を
ふたりのルーツをたどるように、挙式会場には地元の風景や思い出の写真が
パーティの後に挙式という異例の進行。楽しい時間で一つに心がつながった後の誓いは、より感動的。「いい友達に恵まれたね」と父母も満足
リゾート感溢れる小物を使ってゲストが撮影を満喫
入場はネイビーの螺旋階段から。ブルーのフラワーシャワーを浴びて
バルーンで水の泡を、チュールで波をイメージし、ウエルカムスペースを海に見立てて装飾
ふたりが用意したお揃いのTシャツ姿でテーブル対抗ゲーム
会場中央には海の家に見立てたテントが置かれ、バーベキューやドリンクサービスが行われた
トロピカルな装飾に負けない極彩色のドレス
パーティの締めは、ダズンローズセレモニーの後、プロポーズ
挙式はプロ顔負けの新婦お手製の映像で幕開け
山形県西村山郡
阿部研太さん(26歳)
美弥さん(25歳)
挙式日:2020年11月21日
会場:パレスグランデール(山形県)
彼女の片思いが実って6年の交際を経て結婚へ。車好きやジェットスキーなど共通の趣味もいっぱい。
※ゼクシィ宮城・山形版2021年7月号より転載
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