【結婚式レポートin北海道】母へのありがとうの言葉は、何度言っても足りないくらい
みんなの笑顔と親の喜ぶ顔が何よりの宝物
挙式当日、初めて実際に母に見せた新婦のウエディングドレス姿。「あまりにもきれいで……」と言葉を詰まらせて涙する母を前に、新婦も涙を抑えることができなかった。
延期によって長くなった準備期間も、前向きに捉えた。
「作れるものはすべて手作りしました。特に、プロポーズの際に彼からもらったガラスの靴は思い入れがあって。受け取ったとき、お姫さまのような特別な気持ちになったので、結婚式は“シンデレラ”をテーマにしてたくさんのアイテムを作りました」
親族と友人のみで、おいしい食事とお酒を楽しむ幸せな時間。集まった大切な人との記憶をいつまでも残したいと全テーブルで行ったフォトラウンドでは、みんなの笑顔を心に焼き付けた。本番で泣かないように、何度も練習した母への手紙。涙でいっぱいになりながらよみがえった思い出の数々に「これからは母を支えられる女性になりたい」と思いを新たにしたそう。
「準備中は思い描いていたキラキラした時間ばかりではありませんでしたし、何か悪いことをしているような気持ちになったことも。ですが、皆さんの温かさのおかげで夢が叶い、私たちにとって最高に幸せな一日になりました」
挙式リハーサル時のファーストミート。その瞬間に泣き出してしまった母を見て、新婦も感涙
もう一つのテーマはふたりの好きな海。海を望むチャペルで挙式を行い、貝殻を使ったアイテムも手作りした
ふたりの思い出の品をアレンジした、リングピロー。ブルーの台座は生地を買ってきて、新婦が手作りしたもの
心に残った色鮮やかなリボンシャワー。「人と人の縁、愛や絆を結ぶ」という意味を知り、リボンを一つずつ丁寧に自分で結んだ
横浜で前撮りしたドラマチックな写真を使ったウエルカムボード
「たくさんの『おめでとう』や温かな言葉のおかげで、最高の結婚式になりました」とふたり
中座は、サプライズで祖母と一緒に。嬉し泣きの祖母を見て、多くのゲストから「一番泣いた、感動した」という声が上がった
パーティはおいしいおもてなしを重視。新郎の友人は遠方からのゲストも多かったため、料理に定評のある会場を選んだ
手紙の後、感謝を込めて生まれたときの体重のウエイトベアをプレゼント
愛知県在住
腰山高弘さん(28歳)
佳苗さん(26歳)
挙式日:2021年1月17日
会場:センティール ・ ラ ・ セゾン函館山
近所で顔を合わせたことがあり、1年後、運命的な再会で交際がスタート。2019年9月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2021年7月号より転載
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