【結婚式レポートin宮城県】夢が一日にギュッと凝縮。信じられないほど幸せです
ダンスのペアから人生の伴侶へ。渾身の踊りを披露
「うそでしょ、絵みたい……」。チャペルに、集まったゲストのため息が漏れる。鮮やかに染まった紅葉に浮かび上がるふたりのキスシーンは絵本の一ページのよう。おとぎ話のヒロインに憧れた優佳さんがこの日叶えた物語は、数年前に始まった。社交ダンスサークルで出会い、縁あってペアとなったのが琢磨さん。ふたりは「お似合い」と評判になり、ほどなくプライベートの交際もスタート。「一生大切にします」とプロポーズされたのは1年前。そのとき贈られた12本の赤いバラをモチーフに、彼女が手作りしたリングピローが、挙式当日、誓いを見守った。
同じように赤バラで彩ったパーティ会場は、階段やシャンデリアが設えられ、「まるで舞踏会の舞台みたい!」と新婦が気に入った空間。その中でダンサーらしい美しい身のこなしの新郎にエスコートされた彼女は、まるで本物のヒロインのよう。お色直し後はついに、デュエットダンスを披露し、息の合った踊りが再びため息まじりの歓声を招く。「自分の人生にこんな映画みたいなことが起きるなんて」。会場中の視線を集める中で、幸せをかみしめる彼女の頭上には、彼が贈ってくれたティアラがキラキラ煌めいていた。
光をまとった神秘的なベールダウン。母から譲られたパールのイヤリングを身に着けて
大きく揃った声がふたりの仲の良さをうかがわせる誓いの言葉
ポピュラーなクラシックと映画のBGM、2曲にのせてダンスを披露。感激で涙ぐむゲストも
ハネムーン先で挙式日のガーランドを手に撮影した写真をウエルカムボードに
形が完成するまでの様子も楽しめるドリップのセレモニーに。いつも新婦のために料理の腕を振るう新郎からのファーストバイトは、愛を込めたビッグスプーンで行った
アイアン装飾の美しい階段からの登場も新婦憧れのシーン。ブルーのドレスに身を包み彼にエスコートされる様子は、まるでおとぎ話の主人公
赤いバラが彩ったロマンチックなメイン席。ゲストが訪れやすいように、またドレスがよく見えるように、ソファスタイルに
彼から贈られたティアラを挙式でも披露宴でも身に着けて
旅をはじめふたりの思い出をウエルカムコーナーに
プロポーズのメッセージカードもお披露目
仙台市青葉区在住
片岡琢磨さん(29歳)
優佳さん(28歳)
挙式日:2020年11月22日
会場:アートグレイス ウエディングフォレスト
3年前、社交ダンスサークルで出会う。ダンスのペアとして絆を深め、周囲も認める仲良しカップルに。
※ゼクシィ宮城・山形版2021年6月号より転載
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