
【結婚式レポートin茨城県】大切な人と和気あいあい、小さな式が大きなけじめに

憧れの神前式とわが家のような和やかな宴を満喫
ふたりとも出身は県外だが、「温かくて落ち着く」と大学時代を過ごした茨城県が第二の故郷に。交際7年目に同居を始め、2020年2月に婚姻届を出したが、「やりたいけど今は無理」と結婚式の予定は立たずじまい。諦めきれず夏に相談に行ったら「少人数なら短期間でもゆったり準備できる」と知り、「小さくてもいいからやろう」とふたりの思いが一致。2カ月半後の挙式を予約し、焦ることなくわくわくしながら準備を進めることに。ゲストは親と家族、親友の9名のみだが、当日は地元の友人も駆け付けてくれた。雅楽の生演奏が静かな境内に響くと「8年前が今日に繋がったと思うと胸がいっぱいに。神前式はとても厳かで彼女を大事にしようと改めて思いました」と亮太さん。少人数専門会場での祝宴は手作り小物や花を持ち込み、全員で一つの卓を囲み、わが家のような温かさで進行。「洋装で入場したらみんなが驚き喜んでくれて。特別なことをしなくてもおいしい料理と歓談で盛り上がりました」と岬さん。お開き直前、感謝の手紙と記念品を親に渡すと想像以上の笑顔と涙が返ってきて感無量に。「思い切ってやってよかった。今日が始まりの日です」と夫婦になった喜びをかみ締めた。
長く華やかなトレーンにリボンが付いたお気に入りの白ドレスに着替えてパーティ会場へ
伝統ある神社での神前式。三献の儀も厳かに
新婦の手作りアイテムで楽しい雰囲気を盛り上げた
新郎新婦それぞれの友人が駆け付け、外から式を見守ってくれた。挙式後、笑顔で記念撮影も
義兄は自撮り棒持参で撮影。くつろいで写真を撮れた
お色直しはせず、ゲストと一緒に手作りプロフィール映像を見て会話が弾んだ
水色のクロスに合わせ、小花を散らした装花に
当日は2回、ファーストミートを。「和装も洋装もとてもきれい。ぐっときました」と新郎
新郎新婦を真ん中に全員が一つの卓を囲む席次に。新郎父の乾杯の発声から和やか
上質で安心サイズの会場。いつしか美しい花嫁姿の撮影会に
雅楽の生演奏に導かれて参進の儀を
洋装に着替えたらガラリと雰囲気が変わり、宴の最初から大盛り上がり
花束と記念品、新郎新婦それぞれが感謝の思いをつづった手紙を手渡し。「想像以上に喜ばれ感激しました」

茨城県水戸市在住
中村亮太さん(28歳)
岬さん(28歳)
挙式日:2020年11月28日
挙式会場:常盤神社
披露宴会場:SU CASA Wedding Restaurant(茨城県)
茨城の大学2年生の時に出会い交際。就職で中距離恋愛となるが、茨城に戻り交際7年でプロポーズ、結婚へ。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2021年5月号より転載
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