【結婚式レポートin神奈川県】うまく言えないけれど。きれいです、ありがとう
新婦が望んだ“新しい体験”一つコンプリート
「家族が増えたら石垣島に写真を撮りに行こう」「47都道府県制覇の旅へ」「サプライズ待ってます!」と一緒にしたいこと100をつづったブック。ファーストミート前にスタッフからこれを渡された新郎は、「うんうん」とうなずいてニッコリ。そして新婦が現れると「きれいです、きれい」と言って、もう一度「きれい……」と本音を3回。陽気な新婦はこぶしを上げて笑った。
新婦は、父の海外出張に同行し、数え切れないほど海外へ。そのたびに視野が広がり新しい自分で帰ってくる感覚が好きだった。新郎へのサプライズも新しいワクワクが詰まったもの。結婚式も同じ発想で新感覚のプランニング。西海岸をイメージした空間にゲストを招き、まずは両家で円陣を組んで「結婚式、楽しむぞー!」と声を上げて式へ。祝宴はラジオDJが軽妙なトークで進行し、光るスティックを使ったゲスト参加の演出も。新婦を驚かせたのはテラコッタ色のドレスに着替えてから。家族や親友がガーベラを1輪ずつ届けてくれて、ブーケに束ね新郎から新婦へ。日頃の感謝を込めたサプライズだった。早くも100のしたいこと1つ目コンプリート! 新しい瞬間に出会えた新婦は涙と笑顔でいっぱいに。
「参列してくれた子どもたちも楽しんでもらいたい」とカメラを用意。式後の菓子まきや光るスティックの演出は、大人はもちろんキッズゲストも夢中に
「海でSUPをしていると自分の悩みなんて小さく思えて可能性を感じる」という新婦は、ニューカレドニアや沖縄へ。リングピローは竹富島の貝殻を使った
コロナ下の結婚式は直前まで悩み試行錯誤。円陣を組んだ家族が「やろう」と背中を押してくれたそう
海を一望する挙式は「楽しくて気持ち良かった」
「招いてくれてありがとう」の声がいっぱい!
“100のしたいこと”を1ページずつめくって
ぬくもりあるハンドメイドの空間。結婚式のテーマ「触れ合おう」を意味するライトも
ベリー好きなふたりのケーキ
新婦父母とアームタッチ
中学校教諭の新郎。学級新聞を半年間で60号も発刊し、生徒たちとは交換日記もしている。「先生のおかげで毎日楽しい」のサプライズ映像に新郎は大粒の涙。「彼は学校のことに夢中なんです。とことん頑張って! あまり無理せずに♪」と新婦からもエール
神奈川県川崎市
佐藤浩希さん(29歳)
恵里圭さん(27歳)
挙式日:2020年11月21日
会場:BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai
ゲスト数:77名
大学の先輩後輩。新婦は式に向けて骨格診断をし、大ぶりの小物を取り入れた“新しい自分の見せ方”発見。
※ゼクシィ首都圏版2021年4月号より転載
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