【結婚式レポートin栃木県】大切な人を紅葉真っ盛りの、日光へ心を込めてご招待
憧れの世界遺産と由緒あるホテルの魅力を心行くまで
ドレスを着てチャペルで挙式をしたいと思っていた絢子さん。でも、神社仏閣巡りが好きなお母さんと亮太さんからは「神前式もきっと素敵だよ」という声が。秋に日光を訪れたらその艶やかさは想像以上で「人生一度の結婚式、ここで挙げたい」と盛り上がり、1年後の結婚式を決めた。
五色の紅葉に包まれた世界遺産・日光東照宮での挙式は、豪華絢爛な彫刻が施された国の重要文化財の祈祷殿で。「一般客は立ち入ることができない神々しい場所に、当日初めて足を踏み入れる。その特別感は格別で、親族にも喜ばれ嬉しかったです」と亮太さん。お披露目は歴史と伝統に磨かれた憧れのクラシックホテルで。優美なパーティ会場の中央には深紅のじゅうたんが敷かれ、純白のドレスを着て父と入場する夢も実現。「会場の素敵さ、ゲストの祝福が嬉しくて、彼にバトンタッチする直前、涙が」と新婦。緊張が一気にほぐれたのは新郎母が弾くピアノで再入場してから。余興やクイズ、フォトラウンドなど、大切な人と楽しい時間を満喫。手紙や謝辞でしっかり感謝を伝え、お開き時には最高の笑顔に。美しい紅葉と幸せいっぱいのふたりが、忘れられない景色としてゲストの目に焼き付いた。
移動はレトロなロンドンタクシーで。木々の艶めきに感動
ホテルでの披露宴は白ドレスに着替え、父と腕を組んで入場。ゲストが座る長卓の間をバージンロードに見立てて歩き、新郎にバトンタッチを。女友達が「おめでとう」と一斉に撮影を
披露宴後半のフォトタイムはサングラスやタオル、扇子で、フェス好きのふたりらしくおちゃめにイメチェン
ふたりで作った紅白金銀の鶴のリングピローが世界遺産での和婚にぴったり
後ろに見えるのは国宝「陽明門」。紅葉時期には珍しい雨だったが、東照宮では撮影まで一切雨に濡れず安心
歴史と格式を感じる披露宴会場はゲストにも好評。乾杯も和やかに
ケーキを運ぶお手伝いをしてくれためいにプレゼントを渡したら大喜び
涙をこらえながら花嫁の手紙を
カラードレスに着替えた後、ホテル内の絵になるスポットで写真撮影を
新郎の中座は友人たちとにぎやかに
日光東照宮では、一般の人は入れない重要文化財「祈祷殿」で挙式。親族に見守られ、三三九度など伝統ある儀式も厳かに
茨城県結城市在住
佐々木亮太さん(28歳)
絢子さん(27歳)
挙式日:2019年11月23日
挙式会場:日光東照宮
披露宴会場:日光金谷ホテル(栃木県)
保育の専門学校で同じクラスになり、卒業後交際スタート。共通の趣味はロックフェス。5年後に婚姻届提出。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2021年3月号より転載
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