【結婚式レポートin宮城県】友人や家族の笑顔で最高のスタートに!
アートと緑と花が満ちた空間で。みんなが集う幸せ
住宅街の緑地にある隠れ家のようなカフェが、この日は華やいでいた。成さんと結生さんの結婚式だ。始まりはテラスでの集合写真、真ん中にはふたりと1歳になった愛息伴君がにっこり。彼お気に入りのメロンパンの歌を全員で合唱すると、つられて小鳥までお祝いに寄ってきた。3年前に結婚したふたりが、この日挙式したのは、この場所で行うことに意味があったから。カフェは陶芸家の母と新郎がアトリエとギャラリーを兼ねて2020年7月にオープン。緑と調和するダイナミックな装花。友人の力も借りたアイテム。そして、母作の陶器でもてなす料理。結婚式はお店とふたりらしさに彩られた。
パーティでは、「ささやかですが、こだわりを詰め込みました。皆さんと交流したい」と、新郎がスピーチ。結婚4年目の“花婚式”をテーマに、彼がゲストから集めた花をブーケにして新婦に贈るセレモニー。また、伴君の1歳をお祝いする演出も。どれも温かいシーンで、歓談中も心地よいざわめきが会場に満ちる。終盤は、新郎と友人によるダンスが行われ「体操のお兄さーん!」とキッズの声援が飛ぶほど大盛り上がり。歓声に包まれたカフェは、幸せな息吹をまとい、いよいよ本格始動したようだ。
雨模様の中、真新しい看板とてるてる坊主がゲストをお迎え
新郎母もホスト役に。オンライン越しのゲストに笑顔であいさつ
花婚式にちなんだブーケブートニアのセレモニー
金属加工を手掛ける友人作の席札のプレートがアクセント
アフタヌーンティースタンドにスイーツをのせて。オリジナルロゴもポイント
陶芸家の母の作品を実際に使ってもらいながらお披露目。ふたりもカップで乾杯
アパレルの仕事で店舗ディスプレーも手掛ける新婦こだわりの装花。自然の躍動感や、美術館でも使われるという照明や内装とも調和したアート性でゲストを魅了
1歳をお祝いし、赤ちゃんに自由に食べてもらう“スマッシュケーキ”の演出。パクパクと口へ運ぶ手が止まらない伴君に、「かわいい~」の歓声が
同じ敷地にあるイタリアンレストランが料理を担当。前菜は、新郎作のプレートに
ドレスもブーケも新婦のセンスを生かした辛口コーデ
新郎と友人でサプライズパフォーマンス
カフェ名物の新郎お手製“ずんだスコーン”がプチギフト

宮城県仙台市在住
田代 成さん(30歳)
結生さん(30歳)
挙式日:2020年10月10日
会場:satomi kiln(サトミキルン)/宮城県
プロデュース:リア・フィーユ(RIA-FEUILLE)
小中学校の同級生で幼なじみ。社会人になってから交際スタートし、遠距離交際を経て2017年婚姻届提出。
※ゼクシィ宮城・山形版2021年3月号より転載
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