【結婚式レポートin愛知県】え!? アルパカ!? 釣りざお!?ゲストの表情も大切な思い出です
この先いつまでも。すべての人の心に残る大切な時間に
扉が開いた瞬間、ふたりの横にはキョトンとした表情のアルパカが2頭。「え!?? なんでアルパカ?」と会場がざわついた。「普通じゃつまらない。みんなの記憶に残る一日にしたかったんです」と綾さん。他にもケーキカット後のファーストバイトでは、徹さんの釣りざおで、前代未聞の「釣りざおバイト」を行うなど、ゲストをアッと言わせる演出で会場を盛り上げた。
幼い頃から、結婚式への憧れが強かった綾さんには、叶えたい3つの願いがあった。1つ目はゲストの心に刻まれる一日にすること。2つ目が、 ステンドグラスのある大聖堂で、親に花嫁衣裳を見せることだった。一人っ子で大切に育てた綾さんと、バージンロードで腕を組んで歩いた父は「いつかはこのときが来ると覚悟していましたが、やっぱり寂しいですね」とポツリ。「甘えん坊で私から離れなくて、学校にも行きたがらなかったんですよ」と母。徹さんと同居して2年近くたっており、親にもけじめの報告ができたと綾さん。そして3つ目は……「今日の思い出をこっそり雑誌という形に残して、将来、ふたりの子どもにだけ見せることなんです」。すべての願いが叶ったらぜひ報告を。綾さんと約束した。
挙式のリハーサル時、綾さんの父と母が互いに相手のマスクを着けて、大きさが合っていないと4人で爆笑。「天然なんですよ」と綾さん
挙式後は、チャペル前の大階段でパラシュートベアの演出を
小さい頃から憧れていたステンドグラスの美しい大聖堂で厳粛な挙式を行った
挙式前に徹さんが綾さんへサプライズの花束をプレゼント
釣りざおにお玉を付けてのファーストバイト。なかなかうまく食べられずにゲストは大爆笑!
アルパカと記念撮影を楽しむゲスト。子どもたちも中庭でアルパカと遊んでいた
当日出席できなかった友人の写真を手に記念撮影。当初4月の挙式を予定しており、結局出席者が15名減ってしまった。「家族で挙式だけでも」と思っていたという綾さん。「無事に友人と過ごせてよかったです」と
ゲストに果物を入れてもらい、最後にふたりがリキュールを注ぎ、記念酒が完成
ゲストの笑顔の絶えない祝宴だった
最後まで涙を見せなかった綾さんの父と母。温かなまなざしが印象的だった

愛知県岡崎市在住
麸谷 徹さん(31歳)
綾さん(31歳)
挙式日:2020年10月18日
会場:Neo Japanesque Wedding百花籠(ひゃっかろう)
ゲスト数:70名
共に行きつけの店で知り合い、徹さんが綾さんにアプローチ。2019年11月28日(いい麸谷)に婚姻届を提出。
※ゼクシィ東海版2021年3月号より転載
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