【結婚式レポートin京都府】夢にまで見た結婚式だからふたりの思いをギュッと凝縮
まな娘も一緒、ゲストと人前式で心に残る一日に
当初、結婚式は生まれたばかりの娘、紬ちゃんをお披露目するため、挙式~披露宴の一般的なスタイルを予定していた高木さんたち。コロナの影響から延期や中止も検討したが、ふたりが選んだのは、飲食を伴わない、挙式だけのウエディングだった。
「チャペルにみんなが入ってくるのが見えたとき、本当に感動しました!」と、佳乃さん。数週間前から「こんな状況でみんな本当に来てくれるかな?」と、不安を感じていたが、控室の小窓からゲストの笑顔を見た瞬間、不安が初めて感動へと変わった。
挙式には親族や元気さんの地元、京都の友人を中心に招待。花嫁の手紙や記念品の贈呈など、披露宴の要素も取り入れた。衣裳は迷った末、ひと目ぼれしたカラードレスに。一番こだわったのは、ゲストと作るウエディングツリーに、紬ちゃんの手形を押して完成させるセレモニーだった。
「披露宴をしたかった気持ちは、もちろんあります。でも挙式だから気軽に招待できた人もいて、よかったこともたくさんありました」と、佳乃さん。ふたりのために、これだけの人が集まってくれたという感動は、何よりの宝物に。親子3人の新たな門出にふさわしい日になった。
親子3人でチャペルのリハーサルへ。背中にフワフワの羽が生えたドレスで、娘の紬ちゃんもおめかし
ふたりが挙式で一番やりたかった紬ちゃんの手形スタンプ。完成したウエディングツリーを笑顔でゲストに披露
退場はゲストのフラワーシャワーの祝福で
ふたりのキューピッド的存在、新郎の友人が立会人代表のサインを
花嫁の手紙では思わず涙。「24年間本当にありがとう! パパとママにしてもらったこと、今度は紬ちゃんにしてあげたいです」
父と歩くバージンロードの夢もかなえた佳乃さん。最高の笑顔で
挙式時は1歳9カ月だった紬ちゃん。リングガール、ウエディングキスなど、挙式中、ずっと大活躍
ふたりの出生時の体重と同じ重さのウエイト米を親ギフトに
チャペルで、ゲスト全員と集合写真の撮影
控室や壁には、お気に入りの和装の前撮り写真で作ったフォトパネルを飾って
ゲストのお見送り。真夏のウエディングにふさわしく、プチギフトはよく冷やした栄養ドリンクに
京都府京都市在住
高木元気さん(28歳)
佳乃さん(24歳)
挙式日:2020年8月15日(土)
会場:KIYOMIZU 京都東山(キヨミズ 京都東山)(京都府)
佳乃さんのバイト先のバーで知り合ったふたり。スタッフの友人だった元気さんが佳乃さんにひと目ぼれ。
※ゼクシィ関西版2021年1月号より転載
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