
【結婚式レポートin山形県】娘と3人一緒で幸せ倍増!忘れられない宝物です

大切な場所であるゲレンデのように会場を彩って
達郎さんはスキー場のパトロール、瞳さんはインストラクターをしており、ふたりはゲレンデで出会った。交際が始まってからもスキーデートを楽しみ、プロポーズはゲレンデの山頂で。へとへとに疲れていたけれど、ふたりだけの白銀の世界の中で気持ちを伝え合った瞬間は、忘れられない思い出になった。
結婚式では、雪の結晶をキーモチーフに、ウエルカムスペースやウエディングケーキを装飾。ふたりが撮影した樹氷の写真を表紙にしたプロフィールパンフレットを用意し、白を基調にした装花で、思い出のゲレンデのようなホワイトの空間をつくり上げた。
ふたりの軌跡を形にしたような空間の中で行ったのは、1歳10カ月になったまな娘、円花(まどか)ちゃんのお披露目。挙式でのリングガールに誓いのキス、披露宴の入場や退場と、家族3人でのシーンをたくさん用意した。そのたび、「かわいい~!」「おめでとう!」とゲストからの歓声を浴び、これ以上ないというほどの愛情や祝福を受け止めた3人。「娘と一緒だったことで、この日の喜びと幸せは倍増しました」。そう語るふたりが浮かべた初々しい親の表情は、雪にも負けないピュアな輝きを放っていた。
円花ちゃんのヘアを飾ったのは新郎妹が手作りした花冠。まるで本物の天使のよう
席次表の表紙に使った画像は新婦が撮影した蔵王の樹氷
誓いのキスは円花ちゃんの頬にチュッ
友達のように仲良しの母とは、ベールダウンとバージンロード入場を。言葉はなかったけれど、間接的に温かいエールを感じた
ブーケの花材は新郎の知り合いの花農家に依頼した思い入れのあるアイテム
ウエルカムスペースには懐かしい写真を装飾。雪の結晶やランタンで彩って
白いクロスに白い花を合わせて、冬らしいコーディネートに
友人扮する謎の精に「あなたが落としたのは金のスプーンですか? それとも……」と問い掛けられ、ビッグスプーンを差し出される寸劇の後にファーストバイト
新婦自ら集めた雪の結晶のトッパーを飾ったケーキ
ふたりが出会ったゲレンデがある町のゆるキャラとお色直し中座
和装の仕上げにはこせこの儀を。親への感謝のシーンもたくさん用意した
再入場も和装にお色直しして3人で

山形県山形市在住
熊谷達郎さん(39歳)
瞳さん(26歳)
挙式日:2019年11月10日
会場:ホテルメトロポリタン山形
スキーが縁で出会い、約1年の交際期間を経て結婚へ。1歳10カ月の娘の円花ちゃんと3人のパパママ婚。
※ゼクシィ宮城・山形版2020年12月号より転載
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