
【結婚式レポートin岡山県】私たち3人の成長と幸せをみんなと共有したくて

秋らしい装飾とゲストの祝福に囲まれて
2019年2月に長男・里穏(りおん)君が誕生したことをきっかけに、親子3人で結婚式をすることにした。メインテーマはゲストへ長男を紹介すること。そしてもう一つ、菜津美さんのウエディングドレス姿を父母に見てもらう夢を叶えるためでもあった。
ふたりが最初から決めていた演出は、里穏くんにリングボーイになってもらうことと里穏くんに誓いのキスをすること。まだ歩けない里穏くんのために、指輪の交換ではリングピローを乗せたデコレーション歩行器が登場。ふたりがロープでリングボーイを招き寄せるというかわいい演出に、ゲストの笑顔とカメラが集まっていた。
披露宴ではゲストのテーブルスピーチや飛び入り参加の歌のプレゼント、兄弟のように育った幼なじみの紹介など、和やかな祝福が続いた。
また菜津美さんは「この日着るのは1着のウエディングドレスだけ」と決め、スレンダーなレースのドレスを選んだ。イヤリングとネックレスはそのドレスに合わせて母が手作りしてくれたものだった。そして「父母がそうしてくれたように、私たちも里穏を幸せにします」。菜津美さんがそう手紙を読むとゲストから温かな拍手が広がっていた。
秋のウエディングにふさわしく、ブーケはシックな色合いに
リングボーイとしてバージンロードに登場した里穏くん。歩行器に付けたロープをふたりで引っ張る様子に、ゲストの笑顔とカメラが集まった
イヤリングなどのアクセサリーは菜津美さんの母の手作り
菜津美さんは姉と弟とで中座。姉は「24年の中で、今日が一番きれいよ」と褒めてくれた
菜津美さんの父や隼人さんの友人がシェフに扮(ふん)してフランベパフォーマンス
「アンティーク風のウエディングドレスに合わせて」と落ち着いた色合いの装花を選んだ
記念写真は親子3人で。次々とゲストが集まっていた
高砂席の背景を飾ったタペストリーはふたりの手作り。仲良く笑い合うシーンが何度もあった
「結婚式は里穏の披露の場にし、アットホームな雰囲気にしたい」と話していた菜津美さん。歩行器のデコレーションは菜津美さんの手作り
ゲストと楽しんだバルーンリリース
ベリーをたくさん使った秋らしいウエディングケーキ

岡山県岡山市在住
北條隼人さん(29歳)
菜津美さん(24歳)
挙式日:2019年11月3日(祝)
会場:am boel・ASC(アムボエル・アスク)(岡山県)
ゲスト数:50名
約3年前に職場で知り合い、互いに「心を許せる人」と仲良くなり交際へ。2019年2月に長男が誕生した。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2020年6月号より転載
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