【結婚式レポートin山形県】喜んでくれる家族の気持ち、親になった今、わかります
成長した姿を見せられた式は最大の親孝行
自衛隊員の新郎は結婚してすぐにアメリカでの訓練が始まり、愛娘の陽莉ちゃんが生まれてからも離れて暮らす日々が続いた。その間、両家家族が子育てをサポート。ふたりはわが子が可愛がられる姿に、自分たちの幼い日々を重ね、晴れ姿を楽しみにする家族のために結婚式をしようと決めた。
結婚から2年後に行った式は1歳半を迎えた娘のお披露目も兼ねて。リングガール、誓いのキス、ケーキのお食い初め、あらゆるシーンを家族で行い、会場は終始温かいムード。「皆さんが代わる代わる来てくれて、娘に声を掛けてくれるのがうれしかった」。そんなゲストをふたりはたっぷりおもてなし。料理は特にこだわりシェフと直接打ち合わせ、華やかなフランベは歓声をもたらした。
そんな様子を少し遠くから見守っていた両家家族だったが、スポットを当てられると素直な気持ちが溢れ出た。お色直し中座では、「ここまで育ってくれてありがとうと涙する母にグッときました」と新郎。多くの人に祝福され、精いっぱいおもてなしをする姿が成長を感じさせた結婚式。それは親にとって、何よりのプレゼント。「挙式をしてくれて本当にありがとう」。父母からしみじみ伝えられて「親孝行になったかな」とふたりは少し安心した。
立派にリングガールを務めた陽莉ちゃん
メイン卓にはパンパスグラスをアーチ形に飾ったり、紅葉のような色合いの花々を装飾したり、会場は秋色に
ウエルカムスペースには、ふたりの思い出と陽莉ちゃんの成長記録も披露
女手一つで育ててくれた母とお色直し中座。ずっと涙が止まらない母を見て、「結婚式を挙げて良かった」と新郎
新婦は妹とお色直し中座。サプライズの指名に妹もホロリ
珍しい演出でゲストを楽しませたいと、室内でスカイランタンを行ってクライマックスへ
ふたりの元にひっきりなしにゲストが訪れて撮影や会話を満喫
ケーキカットの後は陽莉ちゃんへ初めてのケーキをあーん
デザートビュッフェは目でも楽しめるものに
ブーケも秋らしくドライフラワーで
調理の仕事に携わる新婦妹が、フランベを行ってゲストを驚かせた
祖父へ記念品と手紙を贈呈。この日を心待ちにしながら亡くなった祖母の写真を手にシャイな祖父がちょっと涙ぐんでいた
新郎同僚の余興の高い完成度に、会場中が感動
宮城県仙台市在住
山田泰希さん(27歳)
葵さん(26歳)
挙式日:2019年11月30日(土)
会場:パレスグランデール(山形県)
ゲスト数:80名
専門学校の先輩後輩として出会い、社会人になってゲレンデで再会。彼から再び連絡をして、交際へ。
※ゼクシィ宮城・山形版2020年6月号より転載
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