【結婚式レポートin福島県】家族3人の記念日は、溢れる感動で始まりました
ふたりならではのサプライズに笑顔がいっぱい
チャペルの扉が開いた瞬間、新郎は満面の笑みで白ドレス姿の新婦を見つめた。白いバラの花束を手に新婦のもとへ歩み寄ると、涙で声を詰まらせながら手紙を読み上げ、「これからもずっと大好きです」と花束をささげた。新婦もハンカチを手に泣き笑いの表情に。そんな感動のファーストミートで始まった悠さん、愛さんの一日は、生後7カ月のこたろう君の成長を見守り、ずっと心待ちにしていた家族3人の記念日だ。そして迎えたチャペルでの挙式では、新郎が愛息とともにリングピローを手に入場。つぶらな瞳の赤ちゃんの登場に、「かわいい!」とゲストの歓声が上がり、温かいまなざしの中で誓いのセレモニーが執り行われた。
「自分たちらしく感謝を伝えたい」と希望したふたりは、ゲスト一人一人へのメッセージをショープレートの下に隠し、一皿目の食事の前に手紙に気づくよう計画。心のこもった言葉にみんな輝いた笑顔になり、ますます和やかムードが広がった。愛息とのケーキセレモニーでも歓声が上がり、笑顔が溢れた一日は、新郎からのサプライズで最高潮に。余興に加わった新郎がダンスをしながら新婦に花束を手渡すと、ゲストの熱いエールがふたりを祝福した。
ガーデンに愛息と共に登場した新郎新婦にフラワーシャワーの祝福が
学生時代にテニス部だった新郎によるテニスボールトスが行われ、ボールをキャッチしたゲストにプレゼントを贈呈
ガーデンにもフォトスペースを設け、記念撮影ににぎわった
チャペルでの新郎の入場は、新婦の友人による刺しゅうが施されたリングピローを手に、愛息とともに
新婦の憧れのキリスト教式で愛を誓った
赤ちゃんの成長を記録した写真を飾り付けたコーナーも
新郎のお色直しでは、大好きな祖母と腕を組んで退場
愛息のフォトアルバムもお披露目し、ゲストの注目を集めた
「昔も今も自慢の弟」手紙を読んだ後に、弟とのお色直し退場へ
ケーキセレモニーでは愛息のほっぺにクリームを塗り、両側からキス
新婦の友人による余興に新郎もひそかに加わり、リズミカルなダンスを披露
母の涙を拭う新婦。胸を打つシーンに拍手が
ゲストの席札はレザー製。「持ち帰って記念に使ってもらいたい」と新郎の父母のアイデア&手作り
二本松市在住
佐久間 悠さん(25歳)
愛さん(25歳)
挙式日:2019年9月8日
会場:アーククラブ迎賓館 郡山
ゲスト数:98名
専門学校時代に知り合い、5年間の交際を経て結婚。赤ちゃんの成長を待って、お披露目を兼ねた一日を計画。
※ゼクシィ福島版2020年3月号より転載
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