【結婚式レポートin福島県】祝福の中のプロポーズで明るいスタートに!
久々の再会で感謝と誓いを直接表現!
桜芽吹く3月。古式ゆかしく挙式を執り行った一貴さんと美鶴稀さん。デートや初詣など行事ごとに訪れていた神社に晴れ姿で立った瞬間、降り続けていた雨がやみ、この地が歓迎してくれているような不思議な感覚に包まれた。挙式中は力強い新郎の誓いの言葉が本殿に響き、改めて幸せになる覚悟が決まった。
ふたりが挙式を決めたのは、コロナ下で会えなかった親族や友人と集まる機会を持ち、直接感謝や報告をしたいと思ったから。春を先取りしたアイテムで会場を明るく満たし、ドレス色当てクイズにピアノの先生である新婦と妹の演奏と、ゲストを巻き込む楽しい時間が続く。そんな中で、全員の心を一つにしたのは、ふたりが互いに用意していたサプライズ。新婦は演奏前に手紙とメッセージ入りのデザートプレートを。新郎は、彼女ゆかりの地を巡って撮影したメッセージビデオを上映後、抱えきれないほどの花束と婚約指輪で再びプロポーズ! すでに2度のプロポーズをしていた彼だったが、「結婚式を一生忘れられないものにしたい」と3度目のプロポーズを行ったのだ。はにかむ彼と声も出せないほど驚く彼女の様子に、「素敵!」と会場中が熱い声援を送った。
巫女の舞など古式ゆかしい神前式で覚悟を新たに
一人一人に丁寧な手書きメッセージを
晴れ姿で境内に立つと雨が一瞬降りやんだ
春らしいピンクで会場を彩り、ケーキにも桜をあしらって
和装姿のウエルカムドッグは新婦母作
2度目のプロポーズで彼が彼女に12本のバラの花を贈るというダズンローズセレモニーを。そのときの花を押し花にし、ウエルカムスペースに
新郎が新婦の出身地の横浜まで出向き学校などの思い出の場所で撮影。式当日に来られなかった祖父母からのメッセージも収め新婦へ。さらには婚約指輪の贈呈も。「声にならない驚きとはこのことです」と彼女
ピアノの先生である新婦がクラリネット奏者の妹と演奏を披露。実は新郎が新婦の演奏する姿を目にするのは初めて。事前に贈られた手紙と相まって感激の様子
友人がオリジナルアルバムを贈呈
ドレス色当てクイズではゲストがネオンカラーで入場を盛り上げて
日頃の感謝と愛をこめて新婦から新郎へメッセージを
福島県郡山市在住
佐藤一貴さん(29歳)
美鶴稀さん(29歳)
挙式日:2023年3月25日
挙式会場:開成山大神宮
披露宴会場:郡山ビューホテル・アネックス
最初のプロポーズは自宅。2度目は、彼によるサプライズで、とあるチャペルでバラの花と結婚指輪を贈った。
※ゼクシィ福島版2023年9月号より転載
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