【結婚式レポートin鹿児島県】皆さんに支えられていることが改めて胸に迫った一日でした
ふたりと縁ある人たちと一緒につくった結婚式
以前から「結婚式は人生の一大事。初めましての人ばかりとつくりたくない」と考えていた新婦。3年間、髪型をお任せしている美容師と「結婚式をこの人に撮ってほしい」と憧れていたフォトグラファーに協力をお願い。新郎家族とつながりのあるビデオスタッフも一緒に臨んだ前撮りで確かな手応えを感じた。
「このチームと一緒なら、安心して皆さんに感謝を伝えられそう」と迎えた結婚式当日。両家だけの厳かな神前式の後は、同僚や友人も加わって、リングリレーやお菓子まきを楽しんだ。披露宴は新婦父のためのエスコートチェンジでスタート。ブーケ&ブートニアの儀式の後、ようやく高砂席に着くと美容師が新婦の髪から素早くベールオフ。続いてフォトグラファーが声を掛けて記念撮影を。ゲストの祝福に囲まれてふたりの笑顔は最高に輝いていた。
やがて訪れたフィナーレ。終始、凛々しい姿を見せていた新郎が謝辞で大粒の涙をこぼしたから周囲はびっくり。「結婚式がこんなに自分を上げてくれるとは知らなくて……みんなに支えられてここまできたんだと思うと……」。「リラックスして感謝を伝えたい」と臨んだ結婚式で思いがけない感動を味わっていた。
会場内の神殿で両家親族に見守られながら神前式
新婦は得意のウッドバーニングで席札やウエルカムボードなどを手作り
新婦母から「神殿じゃ一緒に歩けないってお父さんが寂しそう」と聞かされた新婦。白ドレスに着替えて迎えた披露宴の冒頭でエスコートチェンジを取り入れた
全幅の信頼を寄せるフォトグラファーと笑顔いっぱいのフォトシューティング
ウエルカムパーティでリングリレーとお菓子まきを実施。お揃いの赤い紙袋にお菓子を入れてもらった
「花嫁の手紙で泣いてしまうかも……」と話していた新郎。謝辞で大粒の涙をこぼす様子を新婦はいとおしげに見つめた
新郎の趣味はフットサル。コケ玉を使ってフィールドを表現した
両家での余興は新婦友人の合いの手も入って温かな雰囲気に
アスチルベで作ったリースブーケがくすみピンクのドレスにぴったり
コック帽をかぶった子どもゲストがオリジナルケーキのプレゼンター。新郎は体当たりのファーストバイトでゲストの笑顔を呼び込んだ
鹿児島県鹿児島市在住
原之園拓己さん(31歳)
江利加さん(31歳)
挙式日:2019年8月25日
会場:マナーハウス島津重富荘
招待客数:110名
2017年12月、友人の紹介で出会った。親に紹介すると、「今どき珍しい好青年だね」と新婦父も太鼓判。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2020年2月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 鹿児島県