【結婚式レポートin北海道】友人たちの笑顔や涙に一瞬で時が巻き戻りました

ソファ席の新郎新婦を囲むたくさんの友人の輪。それは同じ土地で育ったふたりが歩んできた“これまで”を象徴する、幸せな光景だった。
「特に感激したのは、友人のスピーチです。彼は高校の先輩で、現在は会社の先輩でもある恩人が。私は自分のことを一番わかってくれている高校時代からの親友に手紙を読んでもらいました。今までの思い出、心のこもった言葉と涙に、思わず彼も私も涙腺が緩んでしまいました」と新婦。ふたりは同郷で、年齢は１つ違い。互いに顔見知りの友人が多く「久しぶりの再会を、みんなで同窓会のように楽しみたい」というのが、ふたり共通の願いだった。
大人になって再会し、距離が近づいたのは、新婦が新郎の野球の試合を見に行ったことから。その思いを込め、プロフィールパンフレットは野球をモチーフに。また、アイテムは新婦母や親族も手作りに協力し、お色直し中座を新郎と義兄、新婦と義姉で行うなど両家の絆を感じさせた。
「普段、当たり前に思っている存在ですが、改めて『自分たちの家族で良かった』と実感し、幸せでした」とふたり。みんなで泣いたり笑ったり、ずっと変わらない関係に感謝の思いを新たにした。

新婦のいとこが手作りしてくれたブーケモチーフのリングピロー

「バージンロードを祖父と歩きたい」という新婦の夢が叶った挙式での入場シーン

挙式後はゲストにウエルカムドリンクを用意し、ガーデンでアフターセレモニーを楽しんだ

場所を移してゲストとビュッフェを楽しんだデザートルームの壁には、家族や友人との思い出の写真をディスプレー

新婦母が作ったボールブーケを手に、パーティのスタートは和装で入場

新郎の得意な野球をデザインに取り入れた、自作のプロフィールパンフレット

ウエルカムコーナーには新郎新婦の写真と、新婦実家に飾られていたなじみの小物を使った

お色直し入場は親族の子どもたちがバルーンを持ち、ほほ笑ましく新郎新婦を先導した

プロップスを使ったフォトラウンドなど、まさに同窓会の雰囲気で終始にぎやかなパーティに

新婦こだわりのネイキッドケーキは、バイトセレモニー後、ゲストに振る舞った

全卓のゲストに協力してもらった果実酒ラウンド

Profile

北海道滝川市在住
常田隼人さん（30歳）
ありささん（31歳）

挙式日：2019年6月9日
会場：宮の森フランセス教会
招待客：103名

地元は同じ岩見沢市。学生時代から顔見知りだったふたりが２年前、15年ぶりに再会し、交際へ発展。

※ゼクシィ北海道版2020年1月号より転載

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