【結婚式レポートin北海道】大好きな祖母と姉、3人で歩くのが夢でした
延期が重なる中、神様が用意してくれた宝物の一日
3年前、会場を決めて式の準備を進めていたものの、3度の延期を余儀なくされたふたり。そのたびに心が折れそうになり「なぜ結婚式をしたいのか?」をより深く考えるように。強くなったのは「私たちの人生を支えてくれた大切なゲストに“感謝”を伝えたい」という思いだった。一方、月日が流れて変化したことも。決めていた会場の体制が変わり、会場探しは一からの白紙に。そんな中、思いがけず浮上したのが、ふたりが普段足を運んでいたお気に入りのカフェ。また、式の8カ月前には新たな家族が誕生。「延期がなければ、この場所で家族3人での結婚式はなかった」。前向きな気持ちで、当日を迎えることができた。
大自然の中にあるカフェで開かれたパーティ。雄大なロケーションを生かし、挙式はパーティ途中にゲスト全員と外に出てガーデン人前式を実施。オリーブの植樹セレモニーなど、みんなの笑顔に囲まれて和やかに幸せを誓った。そして新婦の夢だった祖母と姉との中座。一緒に歩いた母方の祖母は式前日が誕生日で「『最高のプレゼントをもらった』と言ってくれて胸が熱くなりました」と新婦。ふたりの思いがやっと実り、みんなの心に幸せな灯がともった。
エスコートカードは、ゲスト一人一人のイメージに合わせてデザインを選び手作り。直筆メッセージを添えて感謝を伝えた
屋外挙式の入場は父と腕を組んで。小さな頃から憧れていたシーン
パーティのテーマは「季節を享受する」というカフェのコンセプトに合わせて“サンクスギビング”に。ウエルカムバスの前には、季節の食材と引出物のパンをマルシェ風に飾った
ガーデン人前式の植樹セレモニーでは、ゲストに土を盛ってもらい、ふたりが水上げの儀を行った
「天国の祖父母も一緒に祝ってくれているような気持ちでした」と新婦
息子と入場しパーティスタート。大泣きしてしまったのもほほ笑ましい思い出
親への手紙の後、めったに泣かない新婦の父も感謝のハグをした母も涙が止まらなかった
食べるのが大好きな新郎新婦。ファーストバイト代わりに、友人たちとケーキの早食いで対決!
スタイリッシュな料理が並んだビュッフェ。キッズメニューも用意した
友人の娘たちによる可愛い乾杯のあいさつ
斜里郡在住
進藤尚哉さん(34歳)
奈美さん(27歳)
挙式日:2023年9月2日
会場:THINK’A(シンカ)弟子屈
3年前の延期決定後、両家の親とプレ結婚式を行い、その映像を当日のオープニングビデオとして上映。
※ゼクシィ北海道版2024年3月号より転載
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