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【結婚式レポートin埼玉県】婚姻届提出日ではなく。今日が“結婚実感”記念日です
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父と歩いたバージンロードが親孝行の始まり
「心底楽しかった」「結婚した思い出ができた」とふたり。親族や友人に祝福され、婚姻届提出時には感じられなかった夫婦になった実感と喜びを深く胸に刻んだ。今まで口にできなかった想いを言葉にしたことも、大きかった。
会場は約150年前、明治元年に川越の城下町の料亭として創業した歴史あるたたずまい。人前式を行った挙式会場は、はりがむき出しになっていて昔の職人の痕跡も。クロス職人として建築に携わる新郎は興味津々。「はりが生木のよう。古民家を挙式会場にリノベーションしていて面白い」と気に入った。職人の心意気を感じるバージンロードを父と歩いた新婦もまた、料理人として働いていた職人。その胸の内は花嫁の手紙で明かすことに。「結婚式で一番悩んだのはこの手紙。何度も書き直し反省文になってしまった」と語り始め、成人式の日に“おめでとう”と言ってくれた父に何も言わずに出掛けたことが忘れられず、涙ながらに「私の親孝行は今日のバージンロードから始まります」と反抗期終了宣言。フォトグラファーの父、トリマーの母に育てられ、「好きなことを職業にできた今、胸を張っていられます」と、仕事を極めた親への尊敬と感謝の想いを届けた。
川越市から「都市景観重要建築物等」に指定されている歴史的建造物。人前式を執り行った会場も天井に大きなはりが渡され、趣深い
新郎新婦の合作、ウエルカムボードは壁紙を使ってふたりらしく
「リングボーイはこの方です!」とアナウンスされて登場したのは、新郎の大親友。「何でおまえなんだよー(笑)」と友人たちの声が漏れてみんな大笑い
縁側では手吹きガラスの向こうに小さな庭園があり、子どもたちもあっちこっちをのぞいてタイムスリップしたかのような空間にワクワク
ロリータ系のアパレルブランドに勤める姉との中座は、大歓声の中で。「絶対いつものスタイルで来て」と新婦の願いを叶えてもらった。フォトグラファーの父も名場面を記録
1、2週間前から何枚もの紙を無駄にしたという手紙。「父に謝らなくては……」の気持ちでいっぱい
手紙に耳を傾けギフトを受け取った父母は笑顔でいっぱい
友人たちが大いに盛り上げる
元料理人の新婦が試食し、太鼓判を押す料亭フレンチはゲストに大好評
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埼玉県和光市
國井良太さん(32歳)
麻奈美さん(25歳)
挙式日:2019年5月11日
会場:HATSUNEYA GARDEN ~since 1868 KAWAGOE~
招待客:74名
新郎友人と新婦上司の結婚式で出会った。当日はキューピッドの二人が、代表で承認のサインをしてくれた。
※ゼクシィ首都圏版2019年11月号より転載
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