【結婚式レポートin山梨県】やっぱり挙げてよかった!6カ月の息子とパパママ婚
準備に手間をかけ真心を込めてゲストに恩返し
交際中に息子・結都(ゆいと)くんを授かり、夫婦となったふたり。「おめでた婚だったからなおさら、けじめとして彼女を花嫁姿にしてあげたくて。きちんと結婚の報告をしたい気持ちも強かった」という新郎に、新婦も「結婚式は絶対にしたかった。一生に一度のことですから」ときっぱり。ふたりの結婚式に対する思いは揺るぎなく、結都くんがお腹にいる頃から式準備をスタートした。何よりこだわったのは、時間をかけ自分たちの手で準備すること。ゲスト一人一人に合わせて選んだギフトや手作りアイテム、幸せな気持ちをたくさん持ち帰ってもらえる一日を目指した。
「130名以上のゲストに、新しい命を紹介したい」と、披露宴の入退場は家族3人で。「泣いてしまう場面も多かったけれど、みんな『かわいい』って見守ってくれて。それがうれしかったですね」。ケーキセレモニーでは、両家の母に“親孝行バイト”。子どもを授かり親となったからこそ感じる、母への特別な思いを伝えた。「赤ちゃんを抱えて、本当に頑張って準備していた。その姿を思い出し、当日は涙が溢れてしまった」と新郎母。ふたりだけでなく家族にとっても、一生色あせない幸せな思い出になった。
地上50mの高さを誇る大スケールの大聖堂で挙式。美しいステンドグラスから光が降り注ぎ、セレモニーは神聖な雰囲気に包まれた
メインキャンドル点火に合わせて、各卓のキャンドルも一斉に点火
新郎母の知人が手作りした造花のブーケ
ゲストの祝福に包まれての退場は、結都くんも一緒に
新婦姉からのプレゼントは、ふたりをテーマにした手描きのイラスト絵本
新郎母が涙をにじませ、ブートニアを新郎の胸に。「何から何まで手をかけて準備するふたりの姿を見ていたから、当日の感動もひとしおでした」
新婦が身に着けたティアラとネックレス、ピアスはすべて新郎の手作り。ビーズアートが趣味という会社の仲間に指導してもらい、1~2週間かけて完成させたそう
家族揃って清々しい笑顔のラストシーンに
会社の先輩による似顔絵ウエルカムボード。両脇にはふたりの父母の似顔絵も
ゲスト目がけてブーケをトス! キャッチできずご機嫌斜めのめいには、急きょ別のブーケをプレゼントした
山梨県韮崎市在住
花香裕也さん(27歳)
沙織さん(27歳)
挙式日:2019年4月14日
会場:アピオ グランドステージ(山梨県)
招待客:138名
同じ高校出身のふたりは、友人主催のフットサルチームで再会。1年半の交際を経て、婚姻届を提出した。
※ゼクシィ長野・山梨版2019年10月号より転載
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