【結婚式レポートin茨城県】みんなに見守られ、今日がふたりの晴れの船出です

父も祖父も漁師で、毎朝３時に起きて海に出る大変さややりがいを肌で感じて育った新婦の皐月さん。サーフィン好きな勇揮さんとは海で出会い、交際８カ月後には口下手な彼からプロポーズが。そして「俺、皐月の実家の後を継いで漁師になりたい」という思いがけない言葉も。「船に乗せてもらったら知らない世界に感激。お義父さんみたいなかっこいい海の男になれたら」と。それを聞いた皐月さんの家族は驚き、歓迎。勇揮さんの家族にも祝福され、海をテーマに結婚式を挙げることに。
当日は、新郎愛用のサーフボードを使った装飾がゲストをお出迎え。挙式はひと目ぼれした深紅のバラのチャペルで。「憧れ通りの非日常感たっぷりの誓いに身が引き締まりました」と皐月さん。披露宴は成人式の振り袖を仕立て直した打ち掛け姿で入場。ふたりの船出を託した大船のケーキに歓声が上がり、父母や祖父母へのサンクスバイトにもほっこり。お色直しは大輪バラのドレスで華やかに。そして、サプライズでサンタ姿の新郎から花束を渡された瞬間、花嫁はこの日一番の笑顔に。「みんなに祝ってもらった今日がスタート」と、漁師になる夢、温かい家庭を築く決意を確かめ合った。

見学時、深紅のバラが敷き詰められたガラス張りのバージンロードに心奪われ「ここしかない」と即決。憧れ通りの非日常感溢れる誓いが叶った

クリスマスが近いので赤に緑をたっぷり添えたテーブルコーデに

挙式入場時、ふたりは緊張でガチガチ。冷静な新婦父がリードしてくれた

誓いの後、親に感謝のバラを渡す儀式を。「優しい彼を育ててくれた大好きなお母さん。涙ぐむ姿を見て私も泣いてしまいました」と新婦

ウエルカムスペースやプールに新郎手作りのボードを飾りゲストをお出迎え

サンタ姿の新郎が「メリークリスマス」と花束を渡すサプライズで会場中の笑顔を誘った

９歳上の双子の姉と仲良く中座を

新婦父が取ってきた鹿島のタコがおしゃれな前菜に

バラの生花を添えたキャンドルに点火し各卓撮影を

新婦のブーケトスで盛り上がった後、独身男性にも「次に結婚するのは君だ」と白紙の婚姻届をトス

新婦は父母、新郎は実家で可愛がってくれた祖父母と母にサンクスバイトを

Profile

茨城県鹿嶋市在住
出頭勇揮さん（22歳）
皐月さん（25歳）

挙式日：2018年12月22日
会場：Villa de Rosa（ヴィラ デ ローザ）
招待客：85名

新郎は平日工場で働き、休日に漁へ。｢毎回メモを取り動画で復習。努力家の彼を支えたい」と新婦。

※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2019年8月号より転載

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