【結婚式レポートin栃木県】森気分満点の結婚式!素直に愛を伝えられました
涙、ハグ、ダンス、嬉しいハプニング続出の国際婚
ブラジル生まれの新婦が憧れたのは、妖精が出てきそうな森の中での結婚式。近場では難しいかなと思ったが、この会場を見た瞬間、ひと目ぼれ。「母から『ブラジルの結婚式は泣かないのよ』と聞き、おしゃべりが弾む明るく楽しい結婚式を目指しました」
でも挙式入場時、ベールダウンで向き合った留め袖姿の母の目は涙でいっぱい。「いつも笑顔の母が泣くなんて。祭壇前ではシャイな彼から今まで聞いたことのない『きれいだよ』の言葉も。びっくりして嬉しくて泣きそうでした」
森の中みたいなアフターセレモニーも、こだわりの世界観で飾り付けられた会場への入場も夢見心地。パーティでは新郎新婦自らがポルトガル語で「チンチーン」と乾杯し、笑顔の輪が広がった。中盤、娘と父がラストダンスを踊り始めると、ダンス好きな新婦母が新郎の手を取って踊りだす、幸せいっぱいのハプニングも。そして新婦が新郎へ愛いっぱいの手紙を読むと、感極まった新郎が新婦をハグ。実は新郎、人前に立つのも愛情表現も苦手だが、みんなの祝福に包まれたら自然に素直になれたそう。家族もゲストもスタッフも大きな家族のような一体感でふたりを見守る中、宝物の思い出が紡がれた。
ステンドグラスから差す優しい光に導かれながら、父と腕を組み新郎の元へ。「できるだけ長く」とこだわった約4mのベールが大理石のバージンロードに映えた
お色直しでは「森の魔女」をイメージ。サイドに下ろした髪をシックな色の花で飾った
苦しいとき、いつも優しく支えてくれた彼に感謝を伝えたくて、サプライズで感謝の手紙を。「彼からの思いがけないハグ!嬉しかったです」
ブラジルの風習にならい、花嫁姿は挙式本番まで新郎には内緒に。「とてもきれいで感動しました」と新郎
めいがフラワーガールに
会場スタッフの協力で叶った憧れのコーデ。テーブルナンバーはふたりが手作り
ソファ席での記念撮影も大盛り上がり
緑の中のバルーンリリースが叶った
「踊ろう」と新婦母が新郎を誘い、笑顔溢れるラストダンスに
デザートビュッフェもスターフルーツなどを使ってブラジルらしく
親同士もブラジル流に乾杯。「彼のご両親は理想の夫婦。結婚式で両家が強く繋がれ本当に良かった」と新婦
埼玉県本庄市在住
福田容幸さん(31歳)
メロノハラ・ラファエラ・敬子さん(28歳)
会場:モアフィール宇都宮プライベートガーデン
招待客:80名
新婦は10歳で家族と日本へ。2011年、職場で新郎と出会い5年交際後結婚。「毎日優しさに包まれています」
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2019年3月号より転載
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