【結婚式レポートin新潟県】サプライズの弾き語りに胸がいっぱいになりました
家族と友人と子どもたちと。みんなで迎えた日
隣に座っていた新郎が突然立ち上がり、ギターを手にした友人と共にステージへ。きょとんとする新婦を見つめながらバラードを歌い出した。「まさか主人が歌ってくれるなんて。練習していることも知らなかったので驚いて、そして感動しました」。「普段は言えない、彼女への思いを表せる歌を選びました」と新郎。それまで元気に動き回っていた次男も、ママの膝で、静かにパパの歌を聞いていた。
ふたりが婚姻届を出したのは2011年の秋。「引っ越しや子育てで結婚式を挙げるタイミングを逃して」、末っ子が2歳になった今年、念願の結婚式を計画。これまで支えてくれ、「いつ式を挙げるの?」と、心配を掛けた家族や友人に感謝を伝えようと、会場には月岡温泉のホテルを選んだ。「広い庭園やゆとりのある会場の非日常の雰囲気もおもてなしだから。遠方ゲストと家族には前泊してもらいました」と新婦。
3人の子どもも含め、大勢の子どもたちが参列するので、子どもたちにはインスタントカメラを用意したり、プレーエリアを作ったりして飽きないように工夫。子どもたちの笑顔、消防団や祭りを通して「家族みたいに付き合っている」親友たちの拍手と掛け声に包まれて、温かな時間が過ぎていった。
「ストロベリーいっぱいで華やかな、ザ・王道のケーキにしました」と新婦。ふたりのファーストバイト、母たちへのサンクスバイト、友人へのサプライズバイトの間に、次男が生クリームをペロリ
小高い丘の上に立つホテルへの入り口には祝い幕
白無垢、色打ち掛け、ウエディングドレスに続いて、カラードレスにチェンジ
「式の準備の忙しい時に裕之が何度も出掛けたのは、歌の練習のため。遊んでいたんじゃないんだよ」と、新郎の友人がばらして、また感動を誘った
「行っちゃダメ」、挙式で退場する新婦を必死で止める次男。そのかわいさにみんなほっこり
子ども一人一人にインスタントカメラを用意
器も美しい和の前菜。「料理のおいしさと美しさも、会場選びの決め手」と新婦
豪華絢爛(けんらん)な色打ち掛けに合わせ、生花とまりで和のへッドドレスをオーダー。「天井が高く広い会場に映えるように、華やかな彩りに」
記念撮影は日本庭園で。3人の子どもたちと手をつないで「みんなでこの日を迎えられて幸せ」

胎内市在住
近 裕之さん(29歳)
沙央里さん(28歳)
挙式日:2018年9月16日
挙式・披露宴会場:Japanese Resort Wedding SENKEI&KAHOU
招待客:110名
新郎が夏休みで新潟に帰省中に出会い、すぐに遠恋をスタート。1年後に結婚し、3人の子どもに恵まれた。
※ゼクシィ新潟版2019年2月号より転載
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