【結婚式レポートin神奈川県】パパとママの結婚式。僕も精いっぱい祝うワン!
海一望の挙式中、ふたりのリングを愛犬がお届け!
ユッサ、ユッサ、大きなしっぽが右に左に揺れるたびにバージンロードの白い花びらがふんわり舞った。ふたりの愛犬・ティキ君は、この日のために持ち手付きのリングピローをくわえて運ぶトレーニングをし、準備は万端。挙式リハーサル中も、ちゃんと伏せをして落ち着いて、しっぽを揺らしてワクワクしている様子。いよいよ本番、牧師が「ティキ君の入場です」と発声すると、バージンロードを飛ぶように走ってふたりの元へ。ビックリしたゲストは、シャッターを切って大歓声! キリスト教式は和やかに進行し、最後、ふたりと1匹が扉の前で頭を下げると、ゲストは温かな拍手を送った。
原点は、福岡の新婦の実家。「二、三歳の頃からほぼ途切れることなく犬を飼っていたので、犬はいて当たり前の存在なんです」。新居でも、2匹の愛犬と暮らしている(やんちゃな1匹は式当日はお留守番)。愛犬たちと海に繰り出すことも多く、潮風を感じるリゾートのような会場を選んだ。フラワーシャワーや兄へのケーキバイト、そしてデザートビュッフェもウッドデッキのガーデンで行い、ゆったり、のんびり。愛犬とロケーションの相乗効果で、ふたりもゲストも素のままに楽しんだ。
存在感のあるイヤリングは、2つともオーダーメイド。白ドレスにはシェルモチーフ、水色のドレスにはファーモチーフを
本番はタキシード姿のティキ君。ふたりが退場すると、後を追って扉へ一直線!
福岡から参列した新婦母と、地元の友人たちが懐かしそうに言葉を交わす
デッキで潮風を感じながらデザートビュッフェ。遠方から参列したゲストも多く「結婚式は、普段なかなか会えない親族や友人が一気に出会える場でした」とふたり。特にデザートタイムはゲストと会話を楽しんだ
中座のエスコート役に父母を指名した新郎は、熱い涙が止まらなかった。結婚式を機に、家族の大切さを実感したそう。「子どもが生まれたら、僕がもらった以上の愛情を注いでいきたい」と誓った
各卓で瓶に入れてもらったサンドは、新居のインテリアに
波柄のハワイアンジュエリーのリングをのせた、新婦お手製リングピロー
両家4人の兄たちにサンクスバイト
リゾート感ある高砂席は、ふたりのお気に入り

神奈川県川崎市
澤田竜司さん(32歳)
あかりさん(26歳)
挙式日:2018年2月20日
会場:コットンハーバークラブ
招待客:91名
岩手出身の新郎は美容師、福岡出身の新婦はトリマー。当日は、ふたりが好きなローカルなハワイを演出。
※ゼクシィ首都圏版2018年8月号より転載
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