【結婚式レポートin東京都】好奇心旺盛な私たちから “緑のスペイン”をお届け♪

「幼い頃の夢はお相撲さんか大工さん」。そう話すのは、小さな体に好奇心いっぱいの新婦。目に映るあれこれに興味を持ちテニス、書道、英会話など習い事は数知れず。最近はゴルフに挑戦、急にイタリアを旅したことも。新郎も負けてはいない。「ふと思い付き京都までヒッチハイク」とニッコリ。好奇心旺盛なふたりは、まだ建設中だったバスク料理レストランを会場に選んだ。バスク州がある北スペインは、雄大な自然に恵まれ“緑のスペイン”と称される。美食の都としても有名な地で、ミシュランガイドの三つ星を獲得したシェフが監修する、その独創性に心奪われたのだ。
まずゲストを驚かせたのは、赤い木の実に見立てた“食べるカクテル”。バスクの白ワインを使ったカクテルをカカオバターで包んだもので、口の中ではじけた瞬間、ゲストは目をクリッと見開いて「おいしい♪」。クリーム・フレッシュ・ドリンク・泡の４つの食感を楽しむ、うに料理なども供され、スペイン産ワインが気分を一層盛り上げた。宴もたけなわ、グリーンドレスの新婦を新郎がエスコートし、食のエンターテインメントを繰り広げる会場に現れると、粋なおもてなしへの喜びと、温かな祝福の拍手に包まれた。

のんちゃん・せっちゃんと新婦が親しみを込めて呼ぶ父母からベールダウンをしてもらい、式へ臨んだ

商社に勤める新婦は取引先の地、シンガポールで前撮り。両家家族も同行して楽しんだそのショットを、受付に

新郎の仕事仲間が、テンションマックスの余興で盛り上げて大笑い

木の実かと思いきや“食べるカクテル”

サウンドスタイリストと練った音楽も手伝って、リラックスした雰囲気に

抹茶ケーキでグリーンを好演出

ソムリエと選んだワインは、すべてスペイン産。乾杯酒は癖がなく爽やかなカバ、赤はワインの評価基準であるPPが93点と高得点で、みんなに楽しんでもらえるものに

ライムを器にしたフォアグラムース

式では緊張していた新婦。ウエルカムパーティで笑顔がこぼれた

「テストで１番を取ったときの伊勢エビ、おいしかったなぁ」と急に親の前に子役が登場！　ふたりの心に刻まれる出来事を総勢６人の子役がサプライズで演じると、親は当時にタイムスリップし熱い涙を流した

Profile

東京都新宿区
菊池洋樹さん（31歳）
亜実さん（28歳）

挙式日：2018年2月3日
会場：ENEKO Tokyo
招待客：91名

営業コンサルタントの会社を立ち上げた新郎。仕事へのパワーの源は、「オムライスなど妻の絶品料理！」。

※ゼクシィ首都圏版2018年6月号より転載

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