結婚式で結婚指輪はどう使う?指輪交換の意味や流れ、事前準備のPOINTを解説
結婚式当日において、結婚指輪はどのような意味を持つのでしょう。この記事では、ウエディングナビゲーターの清水恩さんを監修に迎え、結婚指輪の役割や指輪交換の流れ、結婚式に向けて準備したいことなどの基礎知識を丁寧にご紹介します!
結婚式当日において、結婚指輪はどのような意味を持つのでしょう。この記事では、ウエディングナビゲーターの清水恩さんを監修に迎え、結婚指輪の役割や指輪交換の流れ、結婚式に向けて準備したいことなどの基礎知識を丁寧にご紹介します!
清水 恩さん
ウエディングナビゲーター
専門式場やプロデュース会社でウエディングプロデュースの経験を積み、2004年より「プリーマ ウェディング」を主宰。フリーウエディングプランナーの先駆けとして活動を始め、プロの意見や知識を必要とする新郎新婦にフレキシブルな仕組みでサポートを提供し続けている。結婚式の専門家として、『All About』のオフィシャル・ガイドなどメディアでの執筆や監修も多数。
結婚式における結婚指輪は夫婦の愛と誓いを示す象徴です。円形で途切れのない形は、永遠や完結を表すモチーフとして古代から存在していました。それがキリスト教の広がりと共に「言葉による誓い」と円形の象徴性が結婚の儀式に取り入れられ、現代の結婚指輪の意味付けにつながったと考えられます。それに対し、婚約指輪は「結婚の約束」を表しています。
キリスト教では、結婚の誓いの言葉を目に見える形にしたものが結婚指輪と考えられており、これを新郎新婦で贈り合うことで互いの誓いを示す、という意味になるようです。「誓いの言葉を交わしたのち指輪交換が行われる流れも、そうした意図からきていると考えられます」(ウエディングナビゲーター・清水さん/以下清水さん)。
日本では、キリスト教式の結婚式が伝わったことで行われるようになった指輪交換ですが、現在では挙式スタイルを問わず神前式や人前式でも実施されています。
指輪交換は、新郎から先に新婦へと行い、その後に新婦から新郎へと行うのが基本です。指輪は司式者から手渡される場合と、自分でリングピローなどから手に取る場合がありますが、どちらにしても手順はリハーサルで一通り確認できるので安心を。
また式次第としては、誓いの言葉→指輪交換→ベールアップ・誓いのキスという流れが一般的。「指輪をはめた手をゲストに見せる場合は、誓いのキスの後になります」(清水さん)。
儀式を重んじるという意味においては、指輪交換では何も着けていない状態の指に結婚指輪をはめることが基本。「婚約指輪を着けるなら、ぜひ披露宴で。また宗教の形式にとらわれない人前式ではプロポーズ演出を絡めて婚約指輪を重ねて着けてもらってもよいですね」(清水さん)。
ゲストに結婚を誓う人前式での指輪交換はキリスト教式の流れに準じることが多く、誓いの言葉の後に指輪交換を行うケースが一般的といえます。けれど、宗教の形式にとらわれる必要はないので、アレンジは自由!プランナーさんに相談しながらふたりで考え、自分たちらしい誓いのセレモニーを組み立てて。また、人前式に限らず、神前式や仏前式でも司式者などから指輪交換の有無は尋ねられるはずなので安心を。
日本に伝わる神道の形式を取り入れた神前式は指輪交換なしでも成立しているため、式次第に入っていないことも。その場合は、実施したい旨を伝えて相談を。また取り入れる際は、誓詞奏上よりも後に行うのが一般的です。「式次第のどこに入れるかは、神社・会場側から提案があると思います」(清水さん)
結婚を先祖に誓い報告する仏前式において重要なのが、司式者から数珠を授けられる念珠授与。指輪交換を希望するなら、念珠授与に続く誓いの言葉を述べる司婚の儀の後に行うのが自然でしょう。「指輪交換は誓いとセットと考えるとよいと思います」(清水さん)。司式者と相談の上決めれば問題ありません。
クリーニングは無料だったのに、忙しくて行けませんでした。事前にメンテナンスの日をスケジュールとして把握すればよかったです(優花さん)
当日は緊張もするので、流れを頭に入れておくと安心です。女性は所作にも気を付けると写真にきれいに写ります。夫が着けてくれている時に夫の方を見て笑っている写真が、私のお気に入りです(あーにゃさん)
挙式時にゲスト皆の前で「指輪が入らない~!」となったら恥ずかしいので、家で軽く練習しました。また、当日はハンドクリームを塗って指輪が入りやすいようにしました(杏実さん)
指輪がはまらないケースには、関節で止まってしまう、むくんで通らないといった状態が多いそう。「指輪が止まってしまったら持ち方に工夫を。少し斜めにして動かすなどです。こういった手順も当日教えてもらえるので安心して臨んでくださいね」(清水さん)。
結婚指輪は、ふたりが交わした誓いを日々そばで思い出させてくれる大切な存在です。その意味を知って式に臨むことで、結婚の喜びはより深まり、新しい人生を歩み出す決意も静かに整っていくはず。ふたりの指輪を大切に扱いながら、晴れの日を迎えてください。
構成・文/弘中栄美 イラスト/別府麻衣
※記事内のコメントは2025年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー67人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に結婚式を実施した20~30代の女性110人を対象にしたマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2025年12月時点のものです