【結婚式・二次会の余興へのお礼】ケース別に相場やプレゼント、渡し方を解説！

「ありがとう」という言葉だけでも十分感謝の気持ちは伝わりますが、現金やプレゼントでのお礼が一般的になってきている今、何もないのもちょっぴり物足りない感じがしますよね。ましてや目上の人にお願いした場合や、準備に時間がかかったり難易度の高い余興を引き受けてくれた人には、それなりのお礼をするのがマナーです。
 
目上の人にお車代として渡すなら現金がおすすめですが、親しい友人ならプレゼントや食事もあり。また、「ふたりのためにやってくれる余興」であることを肝に銘じ、お礼をする際には必ず感謝の言葉を添えましょう。
 

結婚式で余興を引き受けてくれた人へのお礼は3000～5000円程度が相場。とはいえ余興の内容はさまざまで、頼む相手との関係なども考慮する必要があります。誰に何を披露してもらうのか、準備にどのくらいの時間がかかるのかをイメージし、相手に気を使わせたりがっかりさせたりしない、内容に見合ったお礼を考えることが大切です。
 
次からは、顔触れや人数に応じた1人あたりのお礼相場＆おすすめプレゼントを見てみましょう。

【相場】3000～5000円程度（1人あたり）
【おすすめ】現金またはプレゼント
 
同年代のゲストが単独もしくは2人で余興を行うシチュエーションといえば、歌や楽器演奏、映像演出などが考えられます。お礼に現金を包むなら5000円札がおすすめ。それ未満なら、カフェのギフトカードやプリペイドカード、コスメなど相手の好みに合わせた品物をチョイスしましょう。迷ったら「自分がゲストとして披露した際はどうだったか」を基準に考えてみて。
また、職場の同僚など同じグループの人たちには金額を合わせるのが基本です。お礼の金額が異なっていると、後で分かった時に気まずい思いをする人が出てくるかもしれません。

【相場】1000～2000円程度（1人あたり）
【おすすめ】お菓子やプチギフト
 
3人以上で披露する演出の代表は、歌やダンスパフォーマンス、寸劇など。中には準備や練習に時間をかけて臨むケースもありますが、難易度がそこまで高くなければ1人1000円程度のプチギフトでも問題なし。感謝をつづったメッセージカードでも十分思いは伝わるはずです。

【相場】5000円～1万円程度
【おすすめ】基本的に現金
 
楽器演奏やダンス、クオリティーの高い映像演出など、プロもしくはプロ並みの腕前を披露してくれる人には相応のお礼が必要です。そのほか結婚式には招待していないけれど、習い事のサークルなどの人たちが、お祝いを兼ねて趣味や特技を披露してくれることも。それぞれ内容に応じて5000円～1万円程度のお礼を検討しましょう。迷ったら「おいくらで引き受けていただけそうですか？」とストレートに尋ねてみるのも一つの手です。

【相場】5000円～1万円程度
【おすすめ】現金またはプレゼント
 
上司や恩師、年配の親戚といった目上の人が、余興を行うケースも意外とあります。中には特技を持っている人が「どうしても披露したい」と自ら切り出してくれることも。こちらも内容に応じて5000円～1万円程度のお礼をしましょう。品物を渡す場合は宅配の検討を。

余興を披露してくれた人へのお礼は、できるだけ新郎新婦自ら渡しましょう。その際、感謝の言葉に余興の感想も添えて伝えると、ゲストも「やって良かった」と嬉しい気持ちに。目上の人へのお礼は、ごあいさつを兼ねて親から渡してもらうと丁寧な印象です。
 
新郎新婦が渡す絶好のタイミングは、ずばりお見送りの時。ゲスト一人一人にプチギフトなどを渡しながらごあいさつをする場なので、自然な流れで感謝の言葉を伝えたり、お礼を渡したりすることができそうです。
 
ちなみに式当日に渡しそびれた場合は、式後1～2カ月以内を目安にお礼の品を贈るのがマナー。ハネムーンのお土産を渡してもいいし、親しい人なら新居にお招きして一緒に食事を楽しんだりするのも素敵なお礼の仕方ですね。

どんな余興をしてくれた人にどのようなお礼をしたのか、その中身や金額、渡し方などを卒花さんたちに聞いてみました。判断理由なども併せて見てみましょう。