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親への結婚挨拶は実家だけじゃない!場所別メリット&マナー解説

ふたりが結婚することを決めたら、次のステップは、お互いの親への挨拶(あいさつ)です。挨拶は、お互いの実家を訪問して行うのが一般的ではありますが、レストランやホテルなど、実家以外を対面の場所に選ぶ人たちも少なくありません。挨拶の場所に合わせた、準備の仕方や、マナー、注意点について、お伝えします。

目次

親への結婚挨拶の場所って
どこがいい?

5割以上が実家で実施

  • アンケート結果報告

    1位は親挨拶の場所の定番である「実家」。意外にも「外食店」での親挨拶も人気が高く、3割以上が選択している

結婚して2年以内の男性110人、女性110人に、親への挨拶はどこで行ったかを聞きました。結果は、女性側の親・男性側の親、どちらへの挨拶も「実家」が5割以上を占め、1位でした。続いてレストランや料亭といった「食事ができる店」が2位、ホテルのラウンジやカフェなど「お茶ができる店」が3位でした。

親に結婚の許しをもらうために行く挨拶は、お相手の実家で行うことが一般的とされますが、今回の調査から、4割近くのケースで外部のお店が利用されていることがわかりました。自宅以外の場所を選ぶ背景としては親の側の「家を片付けたり、準備をするのが面倒」「外食の方が親も子も楽しめる」といった理由があるようです。また、ふたりの住まいと親の住まいが離れていて、中間地点で挨拶を行うことになった場合や、親がふたりの住んでいる地域に来てくれて、挨拶の場を設けることになった場合にも、外部のお店が利用されているようです。

実家での親挨拶

  • 実家での親挨拶

    実家での親挨拶は、自分の育った家で、家族を紹介できるのが何よりのメリット

「実家」で親挨拶をするメリットはたくさんあります。まず、結婚する当人にとっては、自分の育った環境を結婚相手に知ってもらえることは大きいでしょう。外の店より人目がないことも助かるところ。親にとっては、自身の家なので落ち着けることや、自然体で話せることがメリットです。
 
デメリットがあるとすれば、親のタイプによっては、部屋の片付けや食事の確認・手配など、来客準備が大変だと感じる人もいるところでしょう。また、挨拶に伺う当人も、お相手の親との初対面が自宅となると、緊張感が増すという人もいることでしょう。

実家での親挨拶にした理由は?

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彼が自分の親に挨拶

礼儀として、彼には実家に挨拶に来て欲しいと思っており、親もそのような考え方だったので実家に決まりました。実家で食事などのおもてなしができ、お互いに良い雰囲気になりました。(ナミさん)

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自分が彼女の親に挨拶

自分からパートナーの両親の家に出向くのが礼儀だと思ったので、彼女の実家に挨拶に行きました。(マンシーさん)

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自分が彼女の親に挨拶

彼女の親に挨拶に行く前に、どこに伺えばいいか聞いてもらったところ、お母さんから「自宅の方が落ち着いて話せるし、堅苦しくならないから」と言われたそうで、彼女の実家で挨拶することになりました。(SUBASHさん)

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彼女が自分の親に挨拶

一度は自分の実家がどんな感じが、彼女に知ってもらう必要があると考えたので、実家に来てもらいました。母親は緊張していたようですが、おおむね和気あいあいと進みました。(SYさん)

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自分が彼の親に挨拶

彼のお母さんの「せっかくならうちに来てもらった方が落ち着いて話せるし、ちゃんとした感じがするから実家にしよう」との意見で、彼の実家でのご挨拶になりました。家庭的な場だったこともあり、お互いにリラックスして話すことができてよかったです。(サビナさん)

レストラン・料亭など外食店での親挨拶

  • お店で食事をしながらの親挨拶

    人目を気にせず、結婚のご挨拶ができるよう、個室やパーティションで区切られた席のあるお店を選ぼう

お店で食事をしながらの親挨拶は、全員が食事を楽しみながら、会話もゆっくりできるのがメリット。レストランや料亭などのきちんとした雰囲気のお店の個室を選べば、結婚が決まる、おめでたい場にふさわしくなりますし、おいしいお店なら、料理自体が話のタネとなりますし、来てくれた相手をもてなしたい気持ちも伝わります。家の片付けや食事の準備といった負担が減らせるところも、親にとっては助かるところでしょう。料理と会話を楽しんでお互いが打ち解けてから、お相手に自宅に来ていただくという流れもよいものです。

外食店での親挨拶にした理由は?

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自分が彼女の親に挨拶

遠方に住む彼女の親が出向いてくれたので、アクセスのいいお店を探して予約しました。きちんとしたレストランだったので緊張しましたが、初回だったので良かったです。お酒も一緒に飲めたので、途中から雰囲気もほぐれました。(hideさん)

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彼が自分の親に挨拶

私の実家が狭く、挨拶の場には不相応のため、両親から「外で食事しながらがいい」との希望があり、実家近くにあるレストランの半個室を予約し、彼に来てもらいました。彼はやはり最初は緊張していたようで、何度か両親に会っていないと、場が気まずいかなと感じました。(ISさん)

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自分が彼の親に挨拶

彼の実家近くの、地元の食材が味わえるレストランで挨拶をしました。ご両親が、実家よりもレストランの方が気楽に話ができるのではないかと考えて予約してくださったそう。地元の食材の話題などで話が弾みました。(くまケープさん)

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自分が彼の親に挨拶

彼の親の方から料亭の提案があり、場所、日時など全て彼の親が決めてくれました。高級料亭で緊張しましたし、お堅い感じの挨拶になりました。(piさん)

ホテルのラウンジやカフェでの親挨拶

  • ホテルのラウンジでの親挨拶

    高級感があるホテルのラウンジは、結婚したい相手を親に紹介する顔合わせの席にもぴったり

お相手と親との対面の場で、丁寧な印象を与えたい人や、きちんとした雰囲気をつくりたい人には、ホテルのラウンジやカフェを利用するのもおすすめです。ホテルのラウンジといえば、高級感もありますし、お見合いなどでも使われる場所です。結婚に向けてお互いを知るスタートにはうってつけです。
 
また、お茶をいただきながら話す時間は、食事の場合と比べれば短時間となりますから、あまり、挨拶に長時間かけたくない場合にも向いている選択肢と言えるでしょう。もちろん、この席でのご挨拶の後、自宅に案内したり、食事に行ったりして、交流を深める流れもおすすめです。

ラウンジやカフェでの親挨拶にした理由は?

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彼が自分の親に挨拶

親挨拶はホテルのラウンジで行いました。自宅よりも、全員が見知っているホテルのラウンジの方が、彼の負担を軽くして話ができるのではないかと私と私の両親で話し合い、決定しました。(くまケープさん)

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自分が彼女の親に挨拶

喫茶店で、彼女のお父さん、お姉さん一家と、コーヒーを飲みながらのご挨拶になりました。ある程度ガヤガヤした雰囲気のおかげか、リラックスして話ができました。(KYさん)

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彼女が自分の親に挨拶

自分の親からの希望で、彼女にデパート内のカフェに来てもらって挨拶をしました。(ウーさん)

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自分が彼の親に挨拶

東京への帰路、大阪の駅のカフェでご挨拶することになりました。彼の家族が、堅苦しい挨拶を望んでおらず、軽い感じで、とのことだったので、特に予約もせず、空いているカフェに入りました。気軽に挨拶やお話ができて良かったです。(よしさん)

どうやって決める?
親への結婚挨拶の場所の決め方

両家の距離や状況から考える

親に結婚の許しをもらうのが、挨拶の趣旨ですから、日時や場所は、親の都合を優先して決めます。親が遠方に住んでいる場合、まずは「地域」をどこにするかを、子どもから親に相談しましょう。オーソドックスに親の住む地域に来てもらうパターンで進めてよいか、距離や状況によっては、親と子の住む地域の中間地点で落ち合ったり、親側が子の住む地域に行くケースを希望することもあります。親の希望を聞き、お相手の都合もつく場所や日時を調整して決めていきます。

親の希望を優先!事前に相談しよう

地域が決まったら、自宅に来てもらいたいか、外の店で食事やお茶をしながらがよいか、親の希望を聞き取ります。
 
外の店を利用することになったら、落ち着いた雰囲気で、味の評判の良い店を探します。店はふたりで勝手に決めずに、親と子で相談して決めるのがおすすめ。親にも「そういう場ならこの店がいい」など候補の店があるかもしれませんし、子もお相手の食の好みなどを伝えて、話し合って選びましょう。店選びも親子のコミュニケーションの一つとして楽しんで。

もし、親から店選びを任された場合は、お相手の希望も反映しながら、いくつか候補を見繕った上で、親に選んでもらったり、予約する前に「この店にするけどいいかな」と確認しておくと安心です。

親への挨拶に向いている
時間や時期ってある?

かつては、ご挨拶の日として大安を選んだり、大切な行事は夜を避けて午前中に行うなど、時間の選び方にも気を付けたものですが、現在は、そういった時間に気を使う必要はないと考えられます。

特に、食事会も兼ねたご挨拶であれば、夜の方がゆっくりと楽しめる場合もあるでしょう。親とふたりにとって、都合の合う時間であれば、いつでも大丈夫です。また、季節についても、親からすれば、結婚の話が出ているなら、そのお相手には少しでも早く会いたいもの。よほど悪天候で移動に困る時期でなければ、いつでも問題ないでしょう。

場所ごとに気を付けたい
マナー&段取り

実家での親挨拶

  • 和室での席次

    和室での席次。出入り口から遠い席が目上の人が座る上座で、入り口に近い席が下座。和室の場合は床の間に近い方がより上座の席になる

  • 洋室での席次

    洋室での席次。出入り口から遠い席が目上の人が座る上座で、入り口に近い席が下座。上座側で2人並んで座る場合は、右側がより上座の席となる

実家での親挨拶で、ふたりが気を付けることは、まずは服装です。結婚の挨拶は特別な場ですから、ふたりともきちんとした服装を心がけて。自分の実家だからといって、普段着はNGです。結婚に対する本気度が伝わる姿を親に見せることで安心してもらえるでしょう。
 
玄関で挨拶を簡単に済ませ、上がるときは相手に背を向けずに靴を脱ぎ、上がってから靴の爪先を揃えます。
 
部屋に通されたら、持参した手土産を渡します。また座る位置は出入り口に近い下座に座るのがマナー。和室の場合、床の間があればその前が上座になります。またソファセットのある洋室では、長椅子が上座、1人掛けが下座になります。

上座と下座の区別がつきにくい部屋の場合は、迎える側が事前に親と座る位置の打ち合わせをしておき、お相手を「父の向かいの席にどうぞ」などと案内してあげて。基本的には、お相手が緊張しにくい場所を選んであげるとよいですね。結婚するふたりが並んで座るようにすれば、お相手も心強いでしょうし、親もその様子を見て、結婚への実感が湧くでしょう。

軽く雑談をした後は、なるべく早く本題を。「結婚したいと思っています」「ふたりの結婚を許していただけますか」などと伝えます。承諾を得たら、歓談を。自宅の場合、訪問時間は、1時間半から2時間を目安においとまします。

食事については、事前にお誘いを頂いていた場合は、予定通り一緒に食事をすると喜ばれるでしょう。食事もするなら訪問時間は、トータル2~3時間を目安に考えてください。なお、事前にそうした話がなく、その場の流れで食事のお誘いを受けた場合は、親が気を使って申し出てくれている可能性もあるので、いったん遠慮をしますが、重ねてお誘いいただいた場合は、後のスケジュールに差し支えなければ素直にお受けするとよいでしょう。

レストランや料亭など外食店での親挨拶

外のお店での挨拶の場合、段取りをするのは、招く側。自宅近くのお店を選ぶなら、お相手の好む食のジャンルや、親のおすすめの店などをお互いに情報交換しながら、親子で相談してお店決めや予約を行います。中間地点やふたりの住むエリアでの親挨拶なら、ふたりが段取りをして、親の希望を取り入れながらお店を決めるとよいでしょう。
 
席は事前に予約しておき、その際、お店に「結婚の挨拶で利用する」ことを伝え、個室か、落ち着いて話ができる席の用意をお願いします。予約する際は、招く側の家の名字で予約します。フルネームで予約する場合は、親の名前で予約しておきましょう。中間地点やふたりの住むエリアでの親挨拶の場合は、子どもの名前での予約でもOKです。

料理は、あればコース料理がおすすめ。最初のオーダーが済めば、後は待つだけなので、スムーズに結婚の話に移ることができますし、その後の会話の間も持ちやすいでしょう。もちろん、コースに限らず、彼の好きな料理や、親のおすすめの料理を選んでも、それも話題の一つになり、和やかな雰囲気につながるでしょう。
 
飲食代については、わざわざ来てくれたお客さまにお支払いはさせないもの。基本的には招く側である親が払うのが一般的です。お相手に気を使わせないためにも、事前に、招く側で支払うことを知らせておくのも心遣いの一つです。

自宅外での親挨拶の
さまざまな疑問にお答えします

  • 支払いを親が申し出た場合は?

    挨拶後、食事の支払いをお相手の親が申し出てくれた場合、どうするのが正解?

親への結婚挨拶を自宅以外のお店などで行う場合に迷いがちなさまざまな疑問について、マナー講師の岩下宣子先生に、どのようにすればいいかアドバイスを頂きました。

Q:お茶だけでもOK?

A:お茶だけでもOKです。

食事の店にするか、お茶の店にするかは、お相手の緊張しやすさによって使い分けを。緊張しやすい人にとって、初対面の結婚相手の親との食事は落ち着かないもの。素敵なお店でお茶をいただくのもいいと思います。

Q:親に「店を予約しておくね」と言われたら?

A:店の予約は親にお任せしてOKです。

親から言ってきた場合は、お任せするとよいでしょう。どんなお店を選んだかを聞いて、お相手に伝えておくこともお忘れなく。
 

Q:支払いを親が申し出た場合は?

A:支払いは親が申し出てくれたらお任せしてOKです。

普通は、結婚のお相手に家に来てもらうところを、外で行うわけですから、親が支払いを申し出た場合はお任せして構いません。食事をごちそうになったことへのお礼を必ず伝えましょう。

Q:普段着で行ってもいい?

A:結婚のご挨拶に行くのに、普段着はNG。
 
相手を立てる気持ちは、きちんとした服装をすることによって表せるもの。相手も、清潔感のあるきちんとした格好で来られたら、「こちらに気を使った服装をしてくれたんだな」と思うものです。結婚のご挨拶にふさわしい服装を選びましょう。また、お店での親挨拶なら、お店に合わせた服装を選ぶことも大事です。

「ラフな服装でいいよ」と言われた場合も、男性なら、カジュアルジャケットに襟付きシャツ、女性ならワンピースや上品なブラウスとスカートの組み合わせなど堅苦しくはなくても品の良い服装を心がけて。

Q:婚約指輪は着けていくべき?

A:婚約指輪は着けてOKです。

指輪を着けることでプロポーズされたことがきちんと伝わるので、着けていって構いません。

From編集部

親もふたりも心地よい場所が、正解です

結婚のご挨拶の場は、親もふたりも心地よく過ごせる場所を選ぶのが大事。自宅がいいか、外のお店がいいかは、親の考え方によっても違うものなので、親と話し合ってみましょう。また「どちらでもいいよ」という親の場合は、ふたりで話し合ってみて、お互いが緊張しすぎず、心地よく過ごせそうな場所を選ぶとよいでしょう。

監修
プロフィール写真

岩下宣子

マナーデザイナー

「現代礼法研究所」主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事・相談役。全日本作法会の故内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏の下でマナーや作法を学び、企業、学校、公共団体などでマナー指導や講演などを行う。「マナーは愛。相手の気持ちになって考えて」と、花嫁さんへ愛あるアドバイスを送る。マナーに関する著書多数。

構成・文/河内千春 イラスト/二階堂ちはる
※記事内のデータとコメントは2025年9月に実施した、2年以内に結婚し、相手の親への結婚挨拶の経験がある男性110人と女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2025年11月時点のものです

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