指輪が抜けない!糸・石鹸etc.を使った外し方を専門家が解説(GIF動画つき)
結婚指輪を日常的にずっと身に着けていると、気が付いたらきつくなって抜けない!なんてことも。そこで、抜けなくなった指輪を外す方法をジュエリーコーディネーターの小俣友里さんに伺いました。指輪が抜けなくなったら慌てずに、この記事で紹介する方法を試してみて。
結婚指輪を日常的にずっと身に着けていると、気が付いたらきつくなって抜けない!なんてことも。そこで、抜けなくなった指輪を外す方法をジュエリーコーディネーターの小俣友里さんに伺いました。指輪が抜けなくなったら慌てずに、この記事で紹介する方法を試してみて。
結婚指輪が抜けなくなってしまった時、焦って無理に抜こうとするのは禁物。指の皮膚を痛めたり、腫れを引き起こすこともあります。以下にいくつかの方法を紹介するので、試してみましょう。
抜けなくなった指輪はむやみに引っ張ってはだめ。抜き方にはコツがあります。まずは肩の力を抜いてリラックス。そして、以下の手順を試してください。なお、指がむくんでいるときは、保冷材や氷水などで指を冷やしてむくみを取ってから試すのもおすすめです。
指の滑りをよくするためにせっけんやハンドクリームなどを使う方法もあります。なお、指輪がするっと抜け、勢い余って飛んでいってしまうこともありますので、注意してください。
糸を使う方法です。糸はハリがあり、伸縮性の低いものがおすすめ。デンタルフロスなどでもOKです。
糸を指と指輪の間に通せない場合は、幅1cm、長さ4cmくらいにカットしたクリアファイルを半分に折り曲げて糸を挟んで指と指輪の間を通すとよいでしょう。
また、セロハンテープに糸をくっつけて糸を通す方法もあります。
上記の方法を試してみても抜けないときは、消防署やリングカッターなどを用意しているショップでリングをカットしてもらいます。
リングをカットしてもらう際には、「大切な指輪なので」と伝え、刻印やデザインのない位置でカットしてもらうようにお願いしてみるといいでしょう。カットされたリングはつなぎ直したうえでサイズ変更が可能で、刻印なども復元できますが、デザインによっては難しい場合もあります。
指輪がきつく、指が紫色に腫れてしまったような場合は、早めに整形外科などを受診しましょう。整形外科にはリングカッターが用意されていることが多く、適切に処置してくれるはずです。
地域によって皮膚科や形成外科でも対応してくれることがあるので、受診前に電話で確認してみると安心です。
また、病院の診察時間外でも指の腫れや痛み、しびれなどが強いときは、救急科の受信や消防署への相談を検討して。医療機関への受診を迷う場合は、救急安心センター事業(短縮番号:#7119)へ相談してみるといいでしょう。
そもそも指輪が抜けなくなってしまうのはなぜでしょうか。考えられる主な原因は、むくみ、体型の変化、指輪の変形の3つです。
指輪が抜けなくなる理由の一つ目は指のむくみです。むくみは塩分やアルコールなどの取り過ぎ、ホルモン変化、ストレスなどによって起こるほか、ずっと同じ姿勢でいることや、運動をすること、暑さで血管が拡張した際にも引き起こされます。また、妊娠中は特に、ホルモンの変化や血液量の増加などでむくみやすくなります。
むくみは手を高く上げたり、軽い運動やマッサージをしたり、塩分が高い食品の摂取を控えたり、十分に水分補給をしたりすることで軽減できます。
購入時にぴったりのサイズで指輪を用意すると、少しの体型変化でも指輪がきつくなり、抜けにくくなります。特に妊娠中は体重が増えるため、気が付いたら指輪が抜けなくなっていたということも多いよう。
結婚指輪は日常的に身に着けているため、手をぶつけたり、重い荷物を持ったり、スポーツなどで硬い器具を握ったりしたときに、指輪が変形してしまうことがあります。指輪が変形してしまうと、とくに関節部分が通りにくくなってしまうことがあります。
指輪がきつくなったと感じたら、無理に着けるのはやめましょう。抜けなくなったり、指を痛める恐れがあります。では、きつくなった指輪はどうすればいいのでしょうか。
その1.サイズ直しをする
きつくなった指輪はサイズ直しがおすすめです。ただし、デザインによってはサイズ直しができないものもありますので、まずは購入店で相談してみてください。
その2.リフォームする
サイズ直しができない場合は、リフォーム(リメイク)という方法もあります。もとの指輪の宝石や金属を生かして、新しい指輪を作ります。
その3.チェーンに通して身に着ける
記念の結婚指輪だからリフォームなどをせずにそのまま持っていたい、指にはめられなくても常に身に着けていたいと考えるのなら、チェーンなどに通してネックレスとして身に着けてみては?その際、リングホルダーを使うと指輪が安定しやすくなります。
その4.家に飾っておく
大切な結婚の記念品として、飾っておくという方法も。その場合は、別途結婚指輪を新調するのもありです。
指輪が抜けなくなると焦りますよね。でも、焦って無理に抜こうとすると、指に余計な負担がかかってしまいます。まずは深呼吸をしてリラックスしてから、この記事にある対処法を試してください。指の腫れやしびれ、痛みなどがある際には我慢せずに医療機関を受診しましょう。
小俣友里
ジュエリーコーディネーター
難関のジュエリーコーディネーター1級の資格を持ち、ジュエリーリフォーム専門の「ラトレイユ」の代表として活躍。ジュエリーのリフォームや修理はもちろん、オーダーメイドジュエリーも手掛けている。
取材・文/粂 美奈子 イラスト/pai 構成/金子朱里(編集部)
※掲載されている情報は2025年9月時点のものです