百聞は一“食”に如かず!卒花が証言「試食会に行かないとわからなかったこと」
ブライダルフェアで行われる婚礼料理の試食会は、契約前に会場の料理の実力を確認できる貴重なチャンス。複数の会場の料理を食べ比べて、最終決定する人も少なくありません。今回は、試食会に行かないとわからないことを花嫁の本音で教えます。これを読めば、試食会のあるブライダルフェアを予約する重要性がわかるはず!
ブライダルフェアで行われる婚礼料理の試食会は、契約前に会場の料理の実力を確認できる貴重なチャンス。複数の会場の料理を食べ比べて、最終決定する人も少なくありません。今回は、試食会に行かないとわからないことを花嫁の本音で教えます。これを読めば、試食会のあるブライダルフェアを予約する重要性がわかるはず!
結婚式の成否がかかるといっても過言ではないのが、婚礼料理のクオリティー。料理の写真がどれだけ美しくても、味は食べてみないとわかりません。ブライダルフェアの試食に参加する価値は、なんといっても料理の味や満足度が自分で確かめられること。ゲストに喜んでもらえる味かどうかは必ずチェックしておきましょう。さらに、フルコース試食会なら全体的なボリューム感も確認できます。
メインのお肉料理が当日と同じ内容でいただけた試食会はとても印象に残っています。ランクアップ後のメインがステーキではなくローストビーフでしたので、男性ゲストに満足いただけるか不安に思っていましたが、実際にいただいて不安が払拭されました。(まりさん)
都内ホテルの試食会のお料理は、盛り付けも美しく、味もおいしく、特にお肉の柔らかさが他の会場と比べて段違いでした。(千晶さん)
実際に食べることでランクを上げなくてもいいもの、上げた方が良いものの判断がつきました。(でじゃまるさん)
ランクの高いコースを選ぼうと思ったが、試食してみると食べきれないボリュームで、メインだけランクを上げてもいいかなと思いました。(ちりさん)
一番最初に行った会場は、盛り付けがいまひとつで本当に残念でした。盛り付けが微妙なところは、味も微妙な気がします。(Kさん)
婚礼料理のコースはだいたいパターンが決まっているので、複数の会場の試食会に参加すると、料理の味の判断に自信が持てるようになります。「特にメインとなる肉料理を食べ比べるのがおすすめ」とアドバイスする卒花も。また、コースや料理が複数から選べるようなら、ふたりで別のものを選んで実食しておくと、契約後、ゲストにお出しする料理の選択が、自分たちの経験ベースで判断しやすくなります。
夫は1万8000円のコース、私は1万5000円のコースを食べて、実際に式で出すのはどちらにしようかと相談しました。(むーさん)
フルコース試食会に参加して、メインの肉と魚はふたりで別々のメニューを選び、両方をシェアして味見ができました。自分たちの結婚式でコース料理を組む時に、いろいろな料理を食べていたのが役立ちました。(りっぽんさん)
1カ所目でも十分おいしいと思っていましたが、2カ所目に行った時に一口目で、おいしい!!と感動しました。食べ比べたことで、おいしさの差を知ることができました。(AYUMIさん)
試食会のあるブライダルフェアに5カ所行きました。演出・食材・盛り付け・バランス、それぞれの会場で力を入れているところが違ったので、自分の価値観とどこが一番合うか確認できました。(沙耶さん)
2つのコースを食べ比べたのですが、お肉料理の質の差に驚きました。金額の高いステーキが非常においしかったのでそちらに決定しました。試食してみないとわからない差だったので、試食会に参加して良かったと思いました。(おやきさん)
値段の高いコースほど高級な食材が使われるため、ランクの高いコースを選びたい気持ちはありつつも、予算にも限度があり、諦めざるを得ないことも。理想と現実の板挟みもつらいところですが、食べて知らなければ悩むこともできません。価格と味が見合うかどうか、予算内で収めるにはどのような選択肢があるか、後悔なく判断するためにも、試食会の経験は重要なのです。
試食会では最高ランクのコースが提供されたので、お肉も柔らかく、刺し身の種類も多かったのですが、自分たちの予算では何ランクも落とさなければならないため、理想と現実のギャップで後々悩まされるかもしれない、と思いました。(OTさん)
試食会のあるブライダルフェアに6カ所行きましたが、意外にも、高いコースほどおいしいというわけではありませんでした。見た目と味のバランスや、使うお皿の雰囲気なども比較できて良かったポイントです。(遥香さん)
食材がいいものを使っているかどうかで値段が変わるので、料理のボリュームとしては、どのコースを選んでも同じとの説明を聞いて、コースの選び方のだいたいの感覚がわかりました。(まりさん)
実際に結婚式を挙げる会場で、フルコースを試食したのですが、スープにフォアグラが入っていたりと、一番高額なコースでの試食会でした。そこから実際の予算に合わせていく中で、どこまでなら下げても大丈夫かの判断が難しかったです。最終的に、食材のランクは下げつつも、会場側も細かく金額の調整を考えてくれ、ゲストに満足してもらえるコースになったと思います。(m.kさん)
試食会では料理以外に、ホールスタッフから受けるサービスのレベルや雰囲気も体感できます。この機会にゲストのおもてなしを安心してお任せできそうか、確認しておきたいもの。また、料理長が料理の説明をしてくれる会場もあります。一皿一皿、どんな点にこだわって、どんなおもてなしを目指しているのか、会場側の思いを知り、料理の味を確認できるまたとない機会です。その思いに自分たちが共感できるかどうかを会場選びの指針にするのもよいでしょう。
サーブが安心して見ていられる会場と、バイトの方なのかおぼつかない会場があり、やはり親や親戚、大事な友人が来るので、サービスを安心して任せられるところを選びました。(えりさん)
会場決定後の試食会に参加したのですが、ドリンクの追加オーダーの対応の早さなどをゲスト目線で確認できて良かったです。(yuukaさん)
料理はもちろんどこもおいしかったのですが、サービススタッフのレベル感は、結構会場によってまちまちだったので、そこも含めて安心してお任せできるかどうかは、会場選びのポイントでした。(MYさん)
料理長があいさつに来て、説明してくれたことに感動しました。料理や器へのこだわりや思いも伝わりましたし、ゲストに料理を楽しんでもらいたいという気持ちが伝わり、スタッフの方々をこれで信用できると思いましたし、一組一組大切にしてくれる会場だと感じました。(りみなさん)
試食会はその会場の披露宴会場で行われることが多く、本番さながらに、テーブルで料理をいただくことができ、ゲストの立場を実感できるのがメリットです。フルコースなら、結婚式の料理の流れもわかりますし、披露宴会場の雰囲気もじっくり味わえます。食事をしながら結婚式の人気演出を見せてくれる会場もありますから、ゲストの席から演出がどのように見えるのかを確認するチャンスにもなります。
スイーツビュッフェはしない予定でしたが、ブライダルフェアで実際に体験して良かったので、本番の結婚式でも取り入れました。(MAさん)
実際のコース料理と同じものが出てくるので、ボリューム感や次の食事が出てくるタイミングなどがよくわかり、メニューを選ぶ上で大変参考になりました。(YUKIさん)
実際に試食することで、「高齢の親族には一口大に切って出してもらおう」など、本番で頼むことのイメージがつきました。(むーさん)
試食会の時間が夜だったのですが、その時の披露宴会場から見た庭のライトアップが素敵だったので、夜の披露宴にしました。(よしのさん)
デザートにフランベの演出が含まれていたのですが、試食会で体験したら、遠目からはよく見えないことがわかり、デザートメニューを考え直すきっかけになりました。(瑠衣さん)
試食会は「フルコース」「ハーフコース」「ワンプレート試食」など、提供方法にいくつかの種類があります。どれも味の確認はできるのですが、フルコース以外は実際の量や一皿ごとの盛り付けが確認できない点がネックになります。
一方、フルコース試食会は、有料の場合が多いことを承知しておきましょう。とはいえ、実際のコース料金の半額などお得な値段で開催されることが多いので、フルコースの試食会への参加はおすすめです。
もちろんハーフコースやワンプレートの場合も、その会場がどんな料理に力を入れているのかが確認できますから、行って損はありません。会場選びの要とも言える試食会に、ぜひ行ってみてください。
結婚式の料理はゲストが特に楽しみにしているところ。試食会に参加しておけば、自信を持って会場を選ぶことができますし、また、成約後の打ち合わせで実際に披露宴で提供するメニューを決める際も、試食の体験を生かすことができます。試食会付きのブライダルフェアはとても人気があり、予約が埋まるのも早めなので、結婚式を挙げるエリアが決まったら、早めにフェアの日程をチェックしましょう!
構成・文/河内千春 イラスト/佐々木千絵
※記事内のコメントは2025年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー90人が回答したアンケートならびに、2年以内に結婚式を挙げた女性110人が回答したマクロミル調査によるものです。
※掲載されている情報は2025年8月時点のものです