結婚式に不安しかなかった私へ。参列ゼロ花嫁が安心できたリアル体験集

結婚式の参列経験についてアンケートを取ったところ、参列経験ゼロで自分の結婚式を挙げた人は15.5％。これは、約6人に1人という計算に。さらに「1回ある」の22.7％と合わせると、参列経験0～1回のほとんど経験なしの人は38.2％と4割近くに上ります。「周りの花嫁と比べて知識がなさすぎて不安…」と思うかもしれませんが、ごく普通のことなのです。

参列経験なしで不安を抱えていた先輩花嫁が、不安を乗り越え、素敵な結婚式を挙げた体験談を紹介します。

【Before】
友人たちの中で最初の結婚式だったこともあり、結婚式の参列経験はゼロ。「何ができるのかわからない」「流れも不明」と結婚式のイメージがまったく湧かず、漠然とした不安がありました。

【こうして乗り越えた！】
どういう流れで結婚式が進んでいくのか、どの場面でどんなことができるのかをSNS中心に調べました。例えば「親への手紙は最後に読むものなのか」とか、「生まれた時の体重と同じ重さのお米を親へのギフトとして渡す人がいるんだな」など、先輩花嫁や結婚準備中の人の写真やコメントを見て、知識を増やしていきました。また、プランナーさんが、式の流れがわかる動画を共有してくれたほか、ふたりだけのプログラムを考えてくれるなど手厚くサポート。不安が和らいでいきました。
 

【After】
当日は、ケーキ入刀の代わりに和装姿での生け花セレモニーを取り入れたり、撮影からプロにお願いしたムービーを上映したりとふたりらしさが伝わる演出を取り入れました。挙式では友人たちが涙してくれ、私も大感激。私の結婚をみんなが喜んでくれたことに嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

「結婚式って自己満の世界なのでは？」と否定的な思いがよぎったこともありましたが、実際に結婚式をしてその考えは吹き飛びました。胸を張って列席者の方に楽しんでもらえたと感じられた結婚式に！

【Before】
結婚式で何をするのか知らなかったので、何から手を付けるべきか、結婚式までの段取りがまったく想像できず、不安な気持ちでした。ただ、なんとなくゲストも楽しめる結婚式にしたいなというイメージはありました。
 
【こうして乗り越えた！】
SNSで実際の結婚式の情報をたくさん集め、「みんなに楽しんでもらいたい」とゲスト参加型の結婚式をすることに決定。テーマが決まったら、やりたいことがどんどん出てきて、準備が楽しくなっていきました。演出に関しては「どこまで自由にやっていいの？」と迷いましたが、相談するたびに「それいいですね！」とプランナーさんが後押ししてくれ、安心してやりたいことを取り入れることができたのが良かったです。

【After】
ゲストにも主体的に参加してほしくて、それぞれ役割をお願いすることに。Instagramで見たダーズンローズやテーブルスピーチ、親によるケーキのお手本バイトなどの演出を取り入れました。特にゲスト全員がペンライトを振る中、再入場するドレスの色当てクイズは大盛り上がり！みんなの楽しそうな様子が印象に残っています。最初は不安だらけだったけど、ゲストのことを考えて準備した結果、大満足な式に。「いろんな式に参列したけど一番良かった」「もう一回やってほしい！」という言葉がとても嬉しかったです。

【Before】
結婚式はお金も時間もかかるので、「本当に私たちにできるの？」という不安がありました。参列経験がなかったので、どんな流れなのかわからず、結婚式のイメージもわかない状態。周りに尋ねられる人もいなかったので心細い状態でした。

 【こうして乗り越えた！】
大きな不安点は準備期間に何をすれば良いか、費用がどれくらいかかるのかということ。相談できる人がいなかったので、ゼクシィのアプリやSNSでできる限り調べました。SNSでは候補の会場で結婚式を挙げた卒花さんの投稿を見て、会場の雰囲気をチェック。ドレスやヘアメイクは自分の好みの人を探して参考にしました。下見で会場を訪れた際、プランナーさんにわからないことを聞きまくり、段取りや費用面での心配が解消できたのが大きかったです。準備期間は短かったですが、プランナーさんがやることを明確にしてくれたおかげで、スムーズに進められました。

【After】 
プランナーさんと相談しながら準備を進めるうちに、結婚式は自分たちの節目のためということだけではなく、親を喜ばせる機会にしたいと思うようになりました。当日の挙式前、両家の親にふたりの晴れ姿を最初に見てもらうファミリーミートを取り入れたのもそんな思いから。家族との写真もたくさん残しました。何より結婚式の間、ずっと嬉しそうな親を見て「やって良かった」と実感。ずっと私を可愛がってくれた祖母もすごく喜び、「きれいだよ」と何度も褒めてくれたのが忘れられません。

結婚式の参列経験がなくても大丈夫！不安を解消する方法を紹介するのでぜひ真似してみて。

SNSの投稿や口コミ、ゼクシィの記事などで、先輩花嫁の体験談や実例を見てみて。結婚式の大まかな流れや感覚がつかめるだけでなく、結婚式とひと言で言ってもいろんなバリエーションがあることに気付くはず。「こんな式もアリなんだ」「意外に自由！」と知ることで、「これなら自分にもできそう」と自信が湧き、楽しみになってきます。

百聞は一見にしかず。ブライダルフェアや会場見学に参加すると、「空間」や「雰囲気」が体感でき、結婚式を具体的にイメージできるようになるのでおすすめ。何もわからない・決まっていない状態でもOK。むしろ「わからない」のが普通です。遠慮なく質問し、相談に乗ってもらいましょう。実際、「何もわからず不安な状態でフェアや会場見学に行ったけど、まったく問題なかった」と語る先輩花嫁もたくさん。また、実際の段取りなどは会場の担当者がきちんと説明してくれるので安心して。