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お金・常識

【親からの結婚祝い】ご祝儀の相場や平均金額、もらうタイミング

結婚に際しては、それぞれの親から結婚祝いや援助金をもらうことも多いでしょう。みんないくらもらっているの?もらうタイミングは?お返しは必要なの?など、いろいろ気になることも多いはず。そこでこの記事では、親からの結婚祝いについて調べてみました。

目次

親からの結婚祝い(ご祝儀)・援助額の相場は?

  • 親からのお祝い・援助額の相場

式を挙げた場合のお祝い(ご祝儀)・援助金は平均183万5000円

結婚に際しては大きな費用が一度に必要になります。特に、結婚式を行う場合は、費用が高額になります。そこで、親からはお祝いの気持ちを込めて、結婚式や新婚旅行などの費用に充てるようにと、一定の援助を行うことが多いようです。
 
結婚式を挙げた場合の親の援助額(お祝い)は平均183万5000円。100万~200万円未満の人が最も多くて35.4%、次いで200万~300万円未満で29.4%となっています。*1

式を挙げなかった場合のお祝い(ご祝儀)・援助額は平均67万5000万円

一方、結婚式を挙げなかった場合は、結婚式にかかる費用が必要ありません。そのため、親からのお祝い(援助金)はやや少なめに。平均金額は67万5000円という結果になりました。*2

品物で贈る場合の目安は10万~20万円

結婚祝いをお金ではなく、品物で贈る場合もあります。その際の品目はさまざま。冷蔵庫や洗濯機、炊飯器などの家電製品や、ソファなどの家具、食器やカトラリーなど新生活で必要になるものをもらったという人が多いようですが、ネックレスや誕生石の指輪などのジュエリー、実印をもらったという人も。価格帯も1万~40万円と幅広いものでした。目安としては10万~20万円くらいが多いようです。

お祝いの金額は両家で揃えるべき?

お祝いはそれぞれの親が自分の子どもにあげるものです。ですから、両家で金額を揃える必要はありません。また、親からいくらお祝い金をもらったかということは、お互いに申告し合わなくてもいいでしょう。

それぞれの家の経済状況や考え方によって、金額が大きく異なってくることがあるかもしれません。けれども、それについて言及することは差し控えたほうがいいでしょう。

親が結婚祝い(ご祝儀)・援助金を渡すタイミングは?

式を挙げた場合と挙げなかった場合でタイミングは異なる

  • 親が結婚祝いを渡すタイミング

結婚式を挙げた場合と挙げなかった場合では、お祝い・援助金をもらうタイミングは異なります。結婚式を挙げた場合では、結婚式当日の前後や、結婚式の支払いをするタイミングなど、結婚式の日程に関連してもらうケースが多いようです。
 
なお、結婚式費用の援助としてお祝いをもらう場合は、支払いの締め切りなどの関係もあるので、自分たちからお祝いをもらうタイミングを指定してもいいでしょう。婚姻届を提出(入籍)してから結婚式をするまでかなり時間が空く場合は、婚姻届提出時にお祝いをもらうというケースも。
 
一方、結婚式を挙げなかった場合は、結婚報告や両家顔合わせのタイミング、婚姻届を提出(入籍)したタイミングなどが多くなっています。

親がお祝いを渡すタイミング

結婚式を挙げた場合】*3
結婚式の当日、あるいは直前直後     29%
結婚式の費用を支払うタイミングで  26%
婚姻届を提出したタイミングで        19%
結婚式を挙げなかった場合】*2
結婚報告・顔合わせのタイミングで   31.8%
婚姻届を提出したタイミングで         30.6%
新生活をスタートさせたタイミングで 24.7%

私たちがお祝いをもらったタイミング

結婚式に貰った花嫁
【式あり】

結婚式の翌日に家族で旅館に泊まり、そこでご祝儀を頂きました。(みかんさん)

結婚式に貰った花嫁
【式あり】

親も結婚式の資金に充てられるようにと用意していたようで、結婚式の費用を支払うタイミングでもらいました。(美穂さん)

結婚式以外でもらった花嫁
【式なし】

ウエディングフォトを撮影する際、家族も一緒にいたのですが、撮影し終わった後に「おめでとう」という言葉と共に、お祝いを手渡されました。(Sさん)

結婚式以外で貰った花嫁
【式なし】

結婚した後、久し振りに母とふたりで食事に行った際に渡されました。(ももさん)

親が結婚祝い(ご祝儀)・援助金を渡す方法は?

「ご祝儀袋に入れて手渡し」が多い

  • ご祝儀を渡す方法

式あり派も式なし派も、「現金をご祝儀袋に入れて直接手渡し」というスタイルが多いという結果に。式あり派の場合は、銀行口座振り込みも3割いました。さらに、援助金の使い道が決まっている場合は、結婚式会場や旅行会社などへ直接払い込んでもらったというケースも、少ないながらありました。
 
ちなみに、親が子どもへお祝い(ご祝儀)を渡す際は、ご祝儀袋を使うのが一般的ですが、金額が少なかったり、あまり大げさにしたくないという場合は、封筒でも構いません。ご祝儀袋は赤白の淡路(あわじ)結びの水引が付いたものを使い、表書きには「寿」「祝 結婚」「結婚祝」などと記し、名前は親の姓、または「父母より」などとしてもいいでしょう。

親からお祝いを渡された方法

【結婚式を挙げた場合】*3
ご祝儀袋に入れて渡された    50%
自身の銀行口座に振り込まれた  30%
封筒などに入れて渡された    13%
【結婚式を挙げなかった場合】*2
ご祝儀袋に入れて渡された       63.5%
自身の銀行口座に振り込まれた 17.6%
封筒などに入れて渡された         14.1%

私たちが結婚祝いを渡された方法

顔イラスト
【ご祝儀袋で手渡し】

ちょうど婚姻届を提出したタイミングで、親が私たちの新居を訪れ、ご祝儀袋に入れたお祝いを手渡してくれました。(まりんさん)

顔写真
【銀行口座振り込み】

親としてはご祝儀袋に入れてという気持ちがあったようですが、高額であることから私からお願いして銀行口座振り込みにしてもらいました。(かえるさん)

顔イラスト
【封筒で手渡し】

親と一緒に食事をしている時、「お祝いだよ」といって50万円が入った封筒をもらいました。(OCさん)

顔写真
【ご祝儀袋&口座振り込み】

10万円をご祝儀袋に入れて直接渡され、残りは安全のために銀行口座に振り込まれました。ご祝儀袋内には母の自筆の「目録」があり、時間をかけて書いてくれたその気持ちが何より嬉しかったです。(ぺんぎんさん)

親からの結婚祝い(ご祝儀)に、お返しは必要?

形式的なお返しは不要だが、感謝の気持ちを込めてプレゼントを

  • 親へのお祝いに対するお返し

親からのお祝いに対しては、いわゆる半返しのような「お返し」は必要ありません。親は子どもの新生活に役立ててほしいと思ってお祝いを贈るのですから、半返しなどをしてはその親の気持ちを無にすることになってしまいます。
 
とはいえ、感謝の気持ちは示したいもの。結婚式を挙げるのであれば、結婚式の中で親へ花束やプレゼントを贈ることも多いでしょう。それがお返しの意味合いとなります。
 
結婚式を挙げなかった場合は、新生活が落ち着いた頃を見計らって、感謝の気持ちを込めて親が喜ぶものを贈るのがおすすめ。新婚旅行で少し高価なお土産を買ってきて渡したり、新居に招いてもてなしたりするのでもよいでしょう。
 

From編集部

親からのお祝いは有効に使おう

何かと物入りの「結婚」に際して、親から渡されるお祝いや援助金はありがたい存在。感謝の気持ちを忘れずに受け取り、無駄遣いせずに有効に使うようにしましょう。

マナー監修
岩下さん顔写真

岩下宣子

マナーデザイナー

「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流・小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学び、マナーデザイナーとして独立。企業や学校、公共団体などで指導や講演会を行うほか、多数の著作も手がける。

構成・文/粂 美奈子 イラスト/moeko
※記事内のデータは以下によります
*1: 「ゼクシィ結婚トレンド調査2024・全国推計値」
*2:2025年6月に過去2年以内に結婚式を挙げずに結婚した20~30代の女性110名を対象に実施されたマクロミル調査
*3:2025年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー99人が回答したアンケート
※記事内のコメントは、2025年6月に過去2年以内に結婚式を挙げずに結婚した20~30代の女性110名を対象に実施されたマクロミル調査と、2025年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー99人が回答したアンケートによります
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです

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